映画制作の道を志す2人が旅に出る「PEAK END」6月公開、イ・ランが推薦コメント

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第21回大阪アジアン映画祭の招待作品である「PEAK END」が、6月13日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開されるとわかった。

「PEAK END」メインビジュアル

「PEAK END」メインビジュアル [高画質で見る]

同作はソウルから京都に来たリン、沖縄から京都に来たそらの物語。大学で出会った2人は映画制作の道を志しており、面白いことを撮影して笑い合うのが好きだった。「ジャムサンドを空に飛ばしたい」「フィルムカメラを万引きしてみたい」「沖縄でそらのルーツをたどりたい」と、さまざまな欲求を“映画制作”という名目で昇華していく2人。とにかく欲張りに相手を知りたいと願い、アイデンティティが永遠に不確定のまま“最高に楽しい対話”を実践していく。

「PEAK END」場面写真

「PEAK END」場面写真 [高画質で見る]

伊丹そらとシン・チェリンが出演し、シン・チェリンは本作で長編監督デビューを果たした。京都芸術大学映画学科の卒業制作作品として、主演2人を含むスタッフ5名というミニマムな体制で制作を実施。解禁されたメインビジュアルにはリンとそらが見つめ合う姿が切り取られ、日本語と韓国語それぞれで「空の広さくらい、地面の広さくらい」とコピーが添えられている。YouTubeでは特報が公開中。

「PEAK END」場面写真

「PEAK END」場面写真 [高画質で見る]

また音楽家・作家のイ・ランからは推薦コメントが到着。「ふたりの澄んだ深いまなざしのせいで、映画を観る私たちはそらとともにリンを愛し、リンとともにそらを愛さずにはいられなくなる」と感想がつづられた。

「PEAK END」の配給はboid、VOICE OF GHOSTが担当する。

映画「PEAK END」特報

伊丹そら(出演 / 制作)コメント

「PEAK END」に出演し、制作も担った伊丹そら

「PEAK END」に出演し、制作も担った伊丹そら [高画質で見る]

自分にとって「PEAK END」という映画は、かけがえのない関係性との出逢いであり
それは台風のあの日にしか見れなかった宙を撮り続けたような、そんな記録です

「PEAK END」が多くの人の元へ届く、それは
距離という概念をすっ飛ばして
ずっと遠くに居るあなたとも出逢う事のような気がする
逢えてよかった!

飛んでいった「PEAK END」が皆様の元に届く日をすごく楽しみにしています!

シン・チェリン(監督 / 企画 / 出演)コメント

「PEAK END」に出演し、監督・企画も担当したシン・チェリン

「PEAK END」に出演し、監督・企画も担当したシン・チェリン [高画質で見る]

そらは、24フレームでは捉えきれない魅力を持った人です。

「PEAK END」は、さまざまな出会いと別れの中で、リンとそらが出会い、新しくいくつも芽生えた夢を叶えていく旅路を描いた、幻想的なロードムービーです。
たまに物理法則を無視した飛躍も見せますが、どうかご了承ください。ただ、間違いなく言えることは、あり得ないことがあり得てしまうのが私たちだということです。

宇宙のことが気になってしまうそらは、その人自身が未知の存在でした。そんな彼女をできるだけありのままに切り取って、皆さんにも見てもらいたいと思い、この作品を作りました。
どうかご鑑賞ください!

イ・ラン(音楽家 / 作家)コメント

─目の前に見えるすべてのものに自分の名前を書きつけたかった世界へ残す記録
誰かに記録される人生を離れ、自らを記録できるようになったリン。カメラとペンと言葉で書き留めても、どこか「正確」ではない。それでもリンの記録は続いていく。そんなリンの現在において、最も「PEAK」な存在であるそらは、よろこんでリンの記録に登場する。ジャムを塗った二枚のパンを重ね、両側からかじり、その残ったかけらを風船に結びつけて空へ放ちながらリンと一緒に笑える人だ。ふたりの澄んだ深いまなざしのせいで、映画を観る私たちはそらとともにリンを愛し、リンとともにそらを愛さずにはいられなくなる。
世界はふたりのリズムとあまりにも違い、この場所で無事に生き延びられるのかもわからない。だからこそ、都市のすべてが見知らぬもののように、不安げな目で周囲を見回すふたり。それでもその不安な目を見つめ合い、やがてくすくすと笑いながら、「楽しいから、ここで終わらせるわけにはいかない」と約束する。そらが育った沖縄で鳴り響いていた米軍のヘリコプターの轟音よりも、もっと大きな音で彼女たちを記憶したい。リンとそらのPEAKは、これからも果てしなく更新されていくだろう。

この記事の画像・動画(全10件)

©PEAK END

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