第21回大阪アジアン映画祭が、8月29日から9月7日にかけて大阪・ABCホールほかで開催。このたび特集「アジア映画傑作選 ~映画で巡るインド・モンゴル・ベトナム~」の実施や、上映作品の一部が発表された。
「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマに、最新作のコンペティション部門をはじめ多彩なプログラムでアジア映画の魅力を紹介する大阪アジアン映画祭。例年3月に行われる同映画祭が、今年度は2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の会期に合わせ、初めて夏に開催される。
9月6日に大阪・大阪市中央公会堂で行われる特集上映「アジア映画傑作選」には、
大学院における映像研究への助成事業を続ける芳泉文化財団の協賛企画では、大阪・大阪中之島美術館にて7作品が上映される。9月1日開催の<映像研究助成>部門には、ある廃工場で70歳の男が15歳の自分と出会う「よみ芝居」、会社員の凛と夢を追う中国人画家・不亮の奇妙な共同生活を捉えた「シラサギの旅」、サッカーの選考会に参加する内気な少年とその父を描く「祝日」、病気の父の回復を祈る主人公がある僧侶と出会う「心の願い」の4作品が並んだ。
また9月2日開催の<映像研究表彰>部門では、立命館大学の卒業制作として山田夏穂が監督した「ラブポーション」、海を見たことがない小学1年生の少女を通して家族の愛をつづった「ここに海をつくる」、それぞれソウル・沖縄から京都に来た大学生2人が映画を作る道を志す「PEAK END」が上映される。なお「シラサギの旅」「心の願い」「ラブポーション」は世界初上映、「祝日」は日本初上映となる。同企画も入場は無料で、事前申し込みも不要だ。
オープニング作品、クロージング作品、メイン部門のラインナップや上映スケジュールは、7月中旬より順次発表される。
第21回大阪アジアン映画祭
2025年8月29日(金)~9月7日(日)
大阪府 ABCホール、テアトル梅田、T・ジョイ梅田、大阪中之島美術館、大阪市中央公会堂
特集上映「アジア映画傑作選 ~映画で巡るインド・モンゴル・ベトナム~」
2025年9月6日(土)大阪府 大阪市中央公会堂
上映作品
- PATHAAN/パターン
- セールス・ガールの考現学
- ソン・ランの響き
芳泉文化財団協賛企画<映像研究助成>
2025年9月1日(月)大阪府 大阪中之島美術館
上映作品
- よみ芝居
- シラサギの旅 ※世界初上映
- 祝日 ※日本初上映
- 心の願い ※世界初上映
芳泉文化財団協賛企画<映像研究表彰>
2025年9月2日(火)大阪府 大阪中之島美術館
上映作品
- ラブポーション ※世界初上映
- ここに海をつくる
- PEAK END
シャー・ルク・カーンの映画作品
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第21回大阪アジアン映画祭は今夏開催、傑作選で「PATHAAN」「ソン・ランの響き」上映 https://t.co/YnIotdd9kx