高橋が演じたのは、パスポート更新のため役所を訪れた主人公・夏野幹夫。何気なく受け取った戸籍謄本を見ると、そこにはまったく身に覚えのない「続柄:妻」の文字があった。そして繁子という名の女性が自分と勝手に籍を入れていたことを知った幹夫は、その日から“夏野繁子”探しを開始。街角の小さな花屋で見つけるも、彼女は触れるものを壊してしまう破天荒な人物だった。
周囲を翻弄する謎のヒロイン・繁子に扮したのは、連続テレビ小説「まんぷく」や「夜明けのすべて」の
撮影は利重の地元でもある横浜で行われ、横浜市中区の全面協力のもと、実在のレストランやカフェ・店舗が登場する。高橋は「尊敬していた利重さんに、利重さんが長年温めてこられた作品でお声がけいただき、幹夫という人間を通して、初夏の横浜を過ごしました」と回想。「誰にでもあったような感覚を、純粋に持ち続けてしまった不器用な人間同士が、表現の仕方は違いながらも、やさしい世界で出会っていく物語です」と本作をアピールした。
バイプレイヤーとして知られる利重は、1989年に「ザジ ZAZIE」を監督し、2002年公開の「クロエ」は第51回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門にも出品された。このたびの映画については「街を眺めながら、あの主人公たちはその後どうしてるかなと想像してもらえるような作品を目指して作りました。『そう、たまにはこんな感じのものを観たかったんだよ』と言ってもらえるような作品になっていれば嬉しいです」と語っている。
「ラプソディ・ラプソディ」は東京・テアトル新宿、シネスイッチ銀座ほか全国で順次ロードショー。配給はビターズ・エンドが担当する。
高橋一生 コメント
兼ねてから尊敬していた利重さんに、利重さんが長年温めてこられた作品でお声がけいただき、
幹夫という人間を通して、初夏の横浜を過ごしました。
人と深く関わっていくことは、時に誰かや世界を変えてしまうことにもなり得る。
幹夫は、それを極端に嫌がりながら生きている人物です。
演じているうちに、登場人物たちと同じように、
撮影期間中、ふと我に返ると、幹夫を守りたいと思っている自分がいることに気づきました。
ただ、「こうしてあげたい」「こうしたら良いのに」という気持ちは、
いつの間にか相手の上に立ってしまう危うさも含んでいて
良かれと思うことが、かえって色々なことを固定して、
誰かを弱い存在として扱ってしまうこともあるのだと、
幹夫を通して考えさせられた気がしています。
そんな気持ちの時は、大抵その対象より自分の方が劣っているものですが笑
とはいえ、不器用でも、滑稽でも、人は自分が見ている世界から、
別の人間の世界に交わっていかなければならない。
当たり前のことではありますが、
その当たり前が、いつの間にか端折られてしまいがちな世の中で、
幹夫の人生を一夏生きる間に、
もう一度その感覚を丁寧に見つめる時間を過ごせた気がしています。
誰にでもあったような感覚を、純粋に持ち続けてしまった
不器用な人間同士が、表現の仕方は違いながらも、
やさしい世界で出会っていく物語です。
全編横浜ロケでの撮影は、街の方々にもとても温かく受け入れていただきました。
その空気も含めて、ぜひ劇場で、
この時間を過ごしていただけたら嬉しいです。
利重剛 コメント
僕は、映画館を出た後もまだ映画が続いているように感じる映画が大好きです。街を眺めながら、あの主人公たちはその後どうしてるかなと想像してもらえるような作品を目指して作りました。
「そう、たまにはこんな感じのものを観たかったんだよ」と言ってもらえるような作品になっていれば嬉しいです。
高橋一生の映画作品
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呉城久美(くれしろくみ) @93maruko
【出演情報】
映画『 #ラプソディ・ラプソディ 』に出演します。
主演 #高橋一生 さん
監督 #利重剛 さん
利重監督のもと憧れを凝縮したようなキャストの皆様と素晴らしいスタッフの皆様と過ごした時間は自ずと心が動いてくれるかけがえのない時間になりました。
よろしくお願いいたします! https://t.co/d3UzTI23Cl