日本育ちのミャンマー人映像作家
ティンダンが2021年4月のクーデター後のミャンマーで取材中、市民の抗議デモを支持したなどとして拘束され、約2年にわたり刑務所に収容されていたため公開が遅れていた本作。ティンダンが拘束前にスタッフへ預けていた動画データをもとに、字幕のない上映用データを改めて制作し、このたび本来の形で初上映を行う。
「めぐる」は、小さな行動が見知らぬ誰かの運命を狂わせ、あるいは救っていくさまを描く群像劇。就職活動に奔走する女子大生、吐きダコのある少女、崩れかけた家族の父と息子、学校でいじめを受ける少女といった人々の人生が、1本の電車の遅延をきっかけに静かに交差していく。社会の喧騒に埋もれてしまいそうな“声なき声”に耳を傾け、「他人の人生に思いを馳せること」の意味を問い直す物語だ。
キャストには生越、小野のほか、
特報映像はYouTubeで公開。「あなたが誰かに話を聞いてもらいたいなら、耳元で叫んでも無駄だ」というセリフとともに、登場人物たちの表情が次々と映し出される。
生越は、初めて脚本を読んだ約9年前のことを「とてもやる意味のある作品だなと感じたのは鮮明に覚えています」と振り返り、「生きてゆくということは時に人々が知らぬ間に交差したりして、それによって生かされたり殺されたり、恐ろしい世界だなとも感じます。そんな世界にいたら忘れがちになるけど人はいつも人に生かされる。そういうことにめぐみ自身も気づいていくのではないかと感じたのでめぐみの今を大切に演じようと心がけました」とコメントした。
小野は「ダン監督とめぐり会えたこの作品が9年もの月日を経て公開されることをとても嬉しく思います。9年前の自分が今公開されることに照れくささも感じますが、是非劇場でご覧ください!」と呼びかけている。
「めぐる」は3月6日より東京・アップリンク吉祥寺ほか全国で順次ロードショー。同じくティンダンが手がけた映画「
映画「めぐる」特報
生越千晴 コメント
めぐみ役を演じました、生越千晴です。初めて脚本を読んだのは2017年、もう9年前になります。あまりに前のことで当時どう思ってたか明確には覚えてないのですが、とてもやる意味のある作品だなと感じたのは鮮明に覚えています。
演じためぐみは生きづらさや過去にもがきながら暮らしています。
生きてゆくということは時に人々が知らぬ間に交差したりして、それによって生かされたり殺されたり、恐ろしい世界だなとも感じます。そんな世界にいたら忘れがちになるけど人はいつも人に生かされる。そういうことにめぐみ自身も気づいていくのではないかと感じたのでめぐみの今を大切に演じようと心がけました。
監督のダンさんが拘束される前にこの映画をスタッフさんに託していたことで9年越しに公開されるということ、とても奇跡的なことだと思います。ぜひ劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです!
小野花梨 コメント
ダン監督とは撮影前後で様々なご縁があり、お会いするたびに驚きのエピソードを沢山教えていただいていました。
その度に温かい言葉をかけていただき、ダン監督とめぐり会えたこの作品が9年もの月日を経て公開されることをとても嬉しく思います。
9年前の自分が今公開されることに照れくささも感じますが、是非劇場でご覧ください!
ティンダンの映画作品
リンク
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生越千晴・小野花梨ら出演、日本育ちのミャンマー人監督が描く群像劇「めぐる」特報解禁
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