映画「
「21世紀の女の子」の1篇「reborn」を手がけた
オリジナルコラボトートバッグのデザインは、PerfumeやTod'sなどのアーティストやブランドアートワークを制作するコラージュアーティスト・M!DOR!が手がけたもの。トートバッグの表面には、舞台となる寄宿学校の部屋を背景に日記と白い花を手にした制服姿の少女が描かれ、裏面には英題である「White Flowers and Fruits」のロゴがあしらわれた。サイズは35cm×40cm、価格は税込4400円。本日12月15日18時から12月21日24時まで、ビターズ・エンドの公式通販で特別先行予約を受け付ける。映画公開日の12月26日からは一部劇場、Sister公式サイトにて発売される予定だ。
映画監督の
坂本が脚本・編集も担った「白の花実」は、12月26日より東京・新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開。河井青葉、岩瀬亮、山村崇子、永野宗典、田中佐季、伊藤歩、吉原光夫、門脇麦もキャストに名を連ねた。
黒沢清(映画監督)コメント
バレエ学校の寄宿舎で起こる怪異と言えばあの有名な…!
よくぞこの分野に挑んだとまず感銘を受けた。
そしていつの間にか、あの世を見つめるかのような主人公のまなざしに吸い込まれていた。
金原瑞人(翻訳家)コメント
「ほんと、若い頃って、こういう映画を撮りたくなるよね!」という言葉は、ある意味、最高の讃辞です。20年後、30年後に監督本人が観直したとき、いままでに撮った映画のなかでこれがベストかもと思ってしまいそうな映画だと思いました。
(フランチェスカ・リア・ブロックが観たら、きっと自分の30代の作品を思い出すでしょうね)
筒井武文(映画監督)コメント
何と繊細で、独創的な世界の造形であることか。坂本悠花里の長篇デビュー作「白の花実」は、見えることと存在することの境界で揺れ動く。学院と家庭でのそれぞれ三人の中心たる少女の消滅により、危うい均衡が崩れる。
鍵は、彼女が踊り始める直前の奇妙なフレームでの仕草の反復にある。意識でコントロールできない身体が暴走するダンス場面の凄絶さには驚嘆させられる。
小林エリカ(作家 / アーティスト)コメント
少女たちのカルチャーやそこにある痛みが細部にまでこめられていて、これをいまの日本で見れるのが嬉しい。
樋口毅宏(小説家)コメント
まるでツルゲーネフの「初恋」のように、絶望から祈りを捧げる少女たち。
「尼僧ヨアンナ」を彷彿とさせる抑圧的な空間で、彼女たちが内に秘めた暴力性に抗うほど、美しさは静かに激しく増していく。
作品そのものが刹那の生命力に満ちている。
石田真澄(写真家)コメント
整頓された学校と混沌とした友人との関係性。その対比に引き込まれる。
主演3人の演技をもっとみてみたいなと、素直に感じた。
松岡一哲(写真家)コメント
無垢の気高さと、シャープな青さの境界線、その界隈に潜む光を感じました。
闇の奥で微かに光っている、言い換えれば希望とも言える何かを。
三者三様、堂々と表現し、清々しく、美しい。
児玉美月(映画文筆家)コメント
死にたがりの季節を生きようとする少女たち。
少女たちだけが死者と生者が対等であるようにと願う。
大人には決して触れられない魂の深いところで繋がり合う彼女たちの姿が美しい。
伊藤さとり(映画評論家・映画パーソナリティ)コメント
新たな才能の登場。
衣装から美術まですべてのショットに見惚れる映像世界。
そこで描かれるのは、少女から大人になる年頃の繊細なまでの感情。
最小限の説明で漂わせるミステリアスな構成が、観客の脳を刺激する。
坂本悠花里監督の研ぎ澄まされた感性から生まれたラビリンスに誰もが魅了され、しばらくその世界から抜けられないだろう。
後藤健児(映画ライター)コメント
「白の花実」は、ゴーストストーリーの意匠をまといながら、文字、台詞、踊り、音、瞳が映す空間の色調など、あらゆる映画言語を駆使して連帯のプロセスを描き、試練を経た少女のスピリットが育まれる旅路を優しく見つめた成長譚である。
映画「白の花実」予告編
坂本悠花里のほかの記事
坂本悠花里の映画作品
関連商品


ひらりさ🍰新刊「まだまだ大人になれません」 @sarirahira
このトートが良すぎて作品気になってきた👀 https://t.co/JADAed0Qwu