西山潤「終のひと」で柿澤勇人に弟子入り、筒井真理子はミステリアスな納棺師&経理担当

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柿澤勇人が主演を務めるTBS系新ドラマ「終のひと(ついのひと)」の放送開始が1月13日に決定。あわせて「明日はもっと、いい日になる」の西山潤、「フェイクマミー」の筒井真理子が出演しているとわかった。

「終のひと」キャスト。左から西山潤、柿澤勇人、筒井真理子

「終のひと」キャスト。左から西山潤、柿澤勇人、筒井真理子

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清水俊による同名マンガを原作にした本作は、葬儀店を舞台に余命わずかの破天荒なベテラン葬儀屋・嗣江(しえ)宗助と、熱血で空回りしがちな新人・梵(そよぎ)孝太郎が風変わりな依頼に挑むヒューマンドラマ。正反対の2人がさまざまな死や遺族と真摯に向き合う姿を通して、現代社会の家族、孤独、老い、喪失、再生を描く。柿澤が嗣江を演じる。

「終のひと」で葬儀の世界に飛び込むサラリーマン・梵孝太郎を演じる西山潤

「終のひと」で葬儀の世界に飛び込むサラリーマン・梵孝太郎を演じる西山潤 [高画質で見る]

西山が演じるのは、母の死をきっかけに嗣江と出会う梵。医療器具の営業職として仕事に忙殺される日々を送っていたが、嗣江に憧れて葬儀の世界に飛び込む。熱い思いが空回りして嗣江には叱責されてばかり。経験を積む過程で1人の人間として成長していく。愛称は“ボン”。

2月に最愛の祖母を亡くしたという西山は「このドラマのお話をいただいた際、作品と私が演じる梵に強いシンパシーを感じました」と吐露。そしてバディを組む柿澤が中学校の先輩だと明かし、「様々なご縁を感じながら大切に撮影に臨ませていただいています」と語った。

「終のひと」で葬儀店の経理担当かつミステリアスな納棺師・森文子を演じる筒井真理子

「終のひと」で葬儀店の経理担当かつミステリアスな納棺師・森文子を演じる筒井真理子 [高画質で見る]

筒井は嗣江葬儀店の経理担当かつ納棺師としても活躍する森文子(もりふみこ)役で出演。先代の頃から勤めるベテランで嗣江の幼い頃を知る数少ない人物であり、どこかミステリアスな雰囲気をまとう。嗣江が社長となった今では「売り上げを伸ばせ」と日々プレッシャーをかける一方、梵にはやさしく寄り添っていく。

筒井は「文子は、嗣江と梵のふたりを、ときに背中をそっと押し、ときに静かに受け止める、そんな母のように温かく見守る存在です」と説明。柿澤と西山のバディとしての掛け合いが魅力的だと伝え「その独特のテンポや呼吸に自分がどう入り、どんなリズムを添えられるのか、そう思うと自然と胸が弾みます」とつづった。

ドラマストリーム「終のひと」は毎週火曜24時58分からオンエア。脚本は「バニラな毎日」の倉光泰子のほか、川﨑龍太金子鈴幸、湯田美帆が執筆し、演出は小村昌士、大内舞子が担う。プロデューサー・佐井大紀によるコメントも以下の通り。

ドラマ作品情報

西山潤 コメント

今年の2月に最愛の祖母を亡くしました。
臨終に立ち会った際にすぐに葬儀の話になり、こんなにも早く葬儀の話になるのかと驚きました。
友人の父が勤めている葬儀会社で葬儀をあげることになり、打ち合わせや準備に初めて携わったのですが、葬儀に掛かるお金のことや、決めることがたくさんあることを知りました。友人の父のサポートもありまして、心に残る葬儀を執り行うことができました。
このドラマのお話をいただいた際、作品と私が演じる梵に強いシンパシーを感じました。
バディを組ませていただく柿澤勇人さんは中学校の先輩でもありまして、様々なご縁を感じながら大切に撮影に臨ませていただいています。
葬儀屋ヒューマン・エンターテインメントを是非、お楽しみ下さい!

筒井真理子 コメント

文子は、嗣江と梵のふたりを、ときに背中をそっと押し、ときに静かに受け止める、そんな母のように温かく見守る存在です。
原作とはまた違う息づかいが重なり、物語がどんな風に立ち上がっていくのかを、現場で感じられるのが楽しみです。
柿澤勇人さんと西山潤さんのお二人の“バディとしての掛け合い”は魅力的で、その独特のテンポや呼吸に自分がどう入り、どんなリズムを添えられるのか、そう思うと自然と胸が弾みます。
監督やプロデューサーさんが示してくださった文子像も、体温と遊び心が同居する味わい深い存在で、そこに自分の色を重ねることでどんな化学反応が生まれるのか楽しみです。
“別れ”を扱う物語ですが、温度のあるドラマです。皆さまの心の奥に、そっと届きますように。

佐井大紀(プロデューサー)コメント

西山潤の起用理由

以前お仕事をご一緒した際に、明確なプランをもって繊細な感情の使い分けをされる役者さんだとお見受けし、母の死を超えて成長する梵役にと熱烈オファー致しました。しかし現場でお会いする度に、いつも素直で真っすぐで等身大すぎる西山さんご自身の愛らしさが、梵の魅力をそのまま現実世界に立ち上がらせたように感じられ、スタッフ一同西山さんがもはや梵にしか見えておりません。

筒井真理子の起用理由

学生時代から筒井さんが出演された作品を拝見しており、その場の空気を一瞬で支配してしまう緊張感溢れるお芝居にも、お母さん役を演じられる時の柔らかく温かいお芝居にも、いつも心奪われていました。「嗣江葬儀店」の全てを知り、様々な死と向きあってきたミステリアスな女性でありながら、母性を持って嗣江や梵に寄り添う「フミ」という人物を立ち上げるには、筒井さんのお力添えを頂かずしては不可能だと感じ、意を決してオファー差し上げた次第です。

ドラマストリーム「終のひと」番組情報

放送局・放送日時

TBS系 2026年1月13日(火)スタート
毎週火曜 24:58~
※一部地域を除く
※放送時間変更の場合あり

配信

TVer、TBS FREEにて見逃し配信

スタッフ・キャスト

原作:清水俊「終のひと」
脚本:倉光泰子 / 川﨑龍太 / 金子鈴幸 / 湯田美帆
演出:小村昌士 / 大内舞子
出演:柿澤勇人 / 西山潤 / 筒井真理子ほか

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©「終のひと」製作委員会

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norikichishio @norikichishio

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