「悪魔のいけにえ 4Kデジタルリマスター 公開50周年記念版」が2026年1月公開

ホラー映画「悪魔のいけにえ」の日本公開50周年を記念し、「悪魔のいけにえ 4Kデジタルリマスター 公開50周年記念版」が2026年1月9日より東京・新宿ピカデリーほか全国で公開されることが決定。あわせて公開50周年記念版の30秒予告編とティザービジュアルが到着した。

トビー・フーパーが監督・製作を担当し、1975年に日本で公開された本作。テキサスの田舎町を旅行中の若者たちが、ふと立ち寄った一軒家で人皮のマスクを被った大男“レザーフェイス”とその一家に遭遇するさまが描かれる。

今回の4Kリマスターは、2014年にフーパーが監修したバージョンをベースとしている。フィルムに付いた傷、汚れ、ゴミをデジタル技術で丹念に除去し、クリーンな映像を実現。一方で、ドキュメンタリータッチを生む本作特有のザラザラした“粒子感”は、フーパーの意図を尊重し残された。50周年記念版では、この4K素材が最新の映像技術でさらにアップグレード。従来は潰れていた暗部のディテールや色彩表現を向上させ、音声もオリジナルのものが最大限に生かされている。

YouTubeで公開された予告編は真夏の満月のシーンからスタート。クエンティン・タランティーノの「数少ない完璧な映画の一つ」、スティーヴン・スピルバーグの「いま観ても最高に怖い」というコメントとともに、レザーフェイスが雄叫びを上げながらチェーンソーを振り上げる姿や、逃げ惑う若者たちの様子が収められている。

今回解禁されたティザービジュアルは、ポップカルチャーグッズの販売で知られるアメリカの会社Mondo（モンド）と、アーティストのRockin'Jelly Bean（ロッキン・ジェリー・ビーン）が2022年にコラボレーションした際に制作されたイラストを、グラフィックデザイナー・大島依提亜がリデザインしたものとなった。なお、本日11月28日12時にムビチケ（オンライン）が販売開始される。

映画「悪魔のいけにえ 4Kデジタルリマスター 公開50周年記念版」予告編