アクション時代劇を代表するヒーローの1人である隻眼隻手の剣豪・丹下左膳。BS時代劇の人気シリーズ「大岡越前」とのスペシャルコラボとして制作された本作では、古刀集めに執念を燃やす相場家当主・大膳亮から密命を受けた隻眼の丹下左馬之介が、江戸の小野塚道場に伝わる大小一対の妖刀・乾雲丸(けんうんまる)と坤竜丸(こんりゅうまる)を奪おうとすることから物語が展開される。激闘の末に乾雲丸を手に入れたものの、その代償として右腕を失った彼は、お尋ね者のお藤と与吉のおかげで一命をとりとめ、片目片腕の剣士・丹下左膳として復活。しかし乾雲丸を手にした左膳の前にはさまざまな敵が立ちはだかり、やがて江戸中を巻き込む騒動に発展するのだった。
森山が左膳役で片目片腕での本格殺陣に初挑戦し、ヒロインのお藤を黒木、町奉行・大岡忠相を高橋が演じる。また大膳亮に
森山は「東映太秦での撮影も初めてでしたが、アットホームな雰囲気と確かな経験値に裏付けられた現場はとても居心地の良いものでした。リハーサルを行わず撮影当日に立ち回りを付けるという太秦の伝統(殺陣師、清家一斗氏談)は、とてもスリリングではありましたが(笑)」と撮影を振り返る。黒木は「光る君へにつづき、黛さんの演出でより自由に暴れさせていただきました」、高橋は「(左膳が)右手を失いながらも、侍の決まりごと通り左腰に帯刀し、抜刀・納刀という至難の動きを自在にこなす姿は圧巻です」とコメントした。
森山未來 コメント
隻眼隻腕のヒーロー、丹下左膳をやらせていただけたことを
大変光栄に思っております。
東映太秦での撮影も初めてでしたが、アットホームな雰囲気と
確かな経験値に裏付けられた現場はとても居心地の良いものでした。
リハーサルを行わず撮影当日に立ち回りを付けるという
太秦の伝統(殺陣師、清家一斗氏談)は、とてもスリリングではありましたが(笑)。
荒唐無稽なアクション活劇、楽しんでいただけたら幸いです。
黒木華 コメント
時代劇で、このような闊達な気風の良い役を演じることができて、
とても楽しかったです。
光る君へにつづき、黛さんの演出でより自由に暴れさせていただきました。
これまでやってきた役とは違う、新たな一面と、相棒である与吉との面白み、
そして左膳との色のある関係も楽しんでいただければと思います。
高橋克典 コメント
元々は大岡政談の一つのエピソードだった「丹下左膳」。
今回はその世界観を受け継いだ、大岡越前のスピンオフ作品として登場します。
あの左膳のキャラクターが、新たな魅力をもって蘇ります。
時代劇ならではの人情味あふれる展開に加え、
テンポよく進むストーリーは痛快そのもの。
見応えある、魅力的な時代劇エンターテインメントになっていると思います。
森山未來くんの左膳は、さすがダンサーならではの身体表現で、動きにキレと説得力があります。
右手を失いながらも、侍の決まりごと通り左腰に帯刀し、抜刀・納刀という至難の動きを自在にこなす姿は圧巻です。
独自の身体表現と殺陣の融合が非常に新鮮で、観ていてワクワクします。
私は同心チームとともに、大岡越前として出演しています。
皆さんお馴染みの痛快時代劇として、ぜひお楽しみください!
特集時代劇「丹下左膳~大岡越前外伝~」番組情報
放送局・放送日時
NHK BSプレミアム4K 2025年11月29日(土)19:30~20:59
NHK BS 2025年12月29日(月)19:30~20:59
スタッフ・キャスト
原作:林不忘「丹下左膳 乾雲坤竜の巻」
脚本:尾西兼一
演出:黛りんたろう
音楽:佐野宏晃
出演:森山未來 / 黒木華 / 高橋克典 / 毎熊克哉 / 福士誠治 / 加藤諒 / 平祐奈 / 宇梶剛士 / 相島一之 / 榎木孝明 / 横内正 / 田辺誠一 / 田村亮 / 高橋克典 ほか
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
森山未來が隻眼隻手の剣豪・丹下左膳演じる特集時代劇を放送 共演に黒木華、高橋克典 - 映画ナタリー https://t.co/60iplEhnaE
“演出は大河ドラマ「光る君へ」の黛りんたろう、脚本は「大岡越前」シリーズの尾西兼一が担当”