俳優の
フランス映画「パリタクシー」をリメイクした本作は、タクシー運転手の宇佐美浩二が85歳の高野すみれを乗せたことから始まるヒューマンドラマ。東京・柴又から神奈川・葉山へと向かいながらすみれの思い出の地を巡るうち、彼女の壮絶な過去が明らかになっていく。
大竹は浩二の姉・圭子を演じた。浩二は一人娘が音楽大学の附属高校に推薦入学が決まって喜ぶ一方、入学金やタクシーの車検代、家の更新料など家計のやりくりに頭を悩ませる。そして意を決して圭子に電話をかけ、いくらかお金を貸してほしいと頼み込む。
同作で本当の姉弟のような掛け合いを見せた大竹と木村は、過去に同じ作品に出演したことはあったが、芝居をともにするのはこれが初めて。大竹は「嬉しかったです。でも今回は声だけの出演だったのが残念で、今度こそちゃんと顔と顔を見てお芝居できるといいなと思います」と心境を明かし、「夢のような、心が温かくなるお話」と映画の魅力を伝えた。
「TOKYOタクシー」は11月21日に全国でロードショー。なお同作には、大竹の元夫である明石家さんまも声で出演し、浩二とすみれが出会うきっかけを作る佐田役を担った。
大竹しのぶ コメント
久しぶりに山田洋次組に参加してみて
監督がとても細かく指示してくださることが懐かしくて、「ああ、やっぱりいいな。これだけの出番じゃ寂しいな」と思いました。久しぶりに山田組に参加したことで、丁寧に丁寧に映画を撮ることの大切さを改めて実感しました。
木村拓哉と共演した感想
私、実は木村さんとドラマや映画で共演したことがなくて。もちろん今までお会いしたことはあったんですが、(共演は)初めてだったので嬉しかったです。でも今回は声だけの出演だったのが残念で、今度こそちゃんと顔と顔を見てお芝居できるといいなと思います。
「TOKYOタクシー」を楽しみにしている人のメッセージ
本当に夢のような、心が温かくなるお話で、山田監督が本当に作りたくて作る映画の一つだと思います。ぜひ楽しみにしてください。
映画ナタリー @eiga_natalie
大竹しのぶ「TOKYOタクシー」に声の出演、木村拓哉と念願の共演(コメントあり)
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