岩井澤健治のアニメ映画「音楽」200カットを描き直したブラッシュアップ版上映

岩井澤健治が監督を務めたアニメーション映画「音楽 -ブラッシュアップ版-」が、9月19日より東京・新宿武蔵野館で上映される。

これは岩井澤の新作「ひゃくえむ。」の公開を記念したもの。「音楽」は2020年1月11日にメイン館となる新宿武蔵野館で公開され、約10カ月にわたるロングランヒットを記録した。このたびスクリーンにかけられるのは、岩井澤が約6カ月間を費やし、200カット以上の画を描き直したブラッシュアップ版だ。

物語は、楽器を触ったこともない不良学生たちが思い付きでバンドを組むことから展開していく“ロック奇譚”。岩井澤が約7年の歳月を掛けて個人で制作し、作画枚数は4万枚を超える。原作は大橋裕之が手がけ、声のキャストには坂本慎太郎、駒井蓮、前野朋哉、芹澤興人、平岩紙、竹中直人、岡村靖幸らが名を連ねた。岩井澤のコメントは下記の通り。

劇場長編アニメ「ひゃくえむ。」は、9月19日より全国でロードショー。

岩井澤健治 コメント

劇場アニメ2作目となる「ひゃくえむ。」の公開と2020年の上映から5周年という節目のタイミングで「音楽」を再上映していただけることになりました！ 今回の再上映に合わせて新たに上映素材を作り直したのですが、5年前の上映版からさらに半年かけてブラッシュアップしたものになっています。内容は変わっていないので、どこが変わったか分からないかもしれませんが、7年半＋半年＝制作期間8年かけた「音楽」を是非劇場で体感していただきたいです！