映画「
真藤順丈の同名小説をもとにした「宝島」は、アメリカ統治下にあった戦後の沖縄を舞台に、米軍基地から物資を奪い住民らに分け与えた若者たち、“戦果アギヤー”を描く物語。妻夫木が過渡期を全力で生きたグスクを演じ、広瀬が幼なじみのヤマコ、窪田が兄を探すためヤクザへの道を選んだレイ、永山がレイの兄で突然失踪するリーダーのオンに扮した。
映像の冒頭では、完成した映画を観た直後の妻夫木が「新しい命の鼓動みたいなものが動き出すのが聞こえた」と静かに語る。また広瀬は「この数年1回ももう泣かなくてもいいと思うくらい、すごい泣いた」と、感情を爆発させた日々を回想。窪田は壮大な撮影規模に衝撃を受けたことを伝え、永山は“命懸け”で本作に挑んだ大友への敬意を口にした。
映像には、延べ2000人以上のエキストラが参加した「コザ暴動」の撮影現場で、1人ひとりに丁寧に演出をつける大友の姿も。大友が「心の奥の奥の奥の底にある叫びを表現したいと思った」と語る同シーンには、当時の沖縄を生きた人々の切実な込められている。映像とあわせて、グスク、ヤマコ、レイ、オンが並ぶ特別カットも解禁された。
「宝島」は9月19日より全国ロードショー。
映画「宝島」特別映像(たぎる想い編)
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