第77回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品「
「アンドレア・アーノルド監督セレクション」と題された本イベント。第68回ヴェネツィア国際映画祭で撮影賞を受賞した2011年製作映画「ワザリング・ハイツ ~嵐が丘~」は、世界3大悲劇の1つとされるエミリー・ブロンテの小説「嵐が丘」を、アーノルドが独自の解釈と美意識を駆使して映画化した長編第3作だ。ヨークシャーの荒れ地を舞台に、幼い頃からともに育ったヒースクリフとキャサリンの深すぎる愛情が、周囲の人々を巻き込んで不幸にしていくさまが描かれる。ジェームズ・ハウソン、
アーノルドが2021年に発表した「COW/牛」は、4年の歳月を掛け酪農場の1頭の乳牛に密着したドキュメンタリー。カメラは極力、牛の目線の高さに据えられ、農場の日々の営みと家畜たちの日常がつづられていく。同作は、第74回カンヌ国際映画祭プレミア部門に出品された。なお非売品の「COW/牛」A3ポスター付き特別鑑賞券(2回券)は、劇場窓口にて税込2600円で販売予定だ。詳細は公式サイトで確認を。
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アンドレア・アーノルドの劇場未公開2本を上映、新作「バード」公開記念で - 映画ナタリー https://t.co/lxx9XF07w4