フランスの映画監督
ユーモアと不条理、現実と虚構が錯綜する作品を手がけるデュピュー。このたびの上映作品には3本が選ばれた。第77回カンヌ国際映画祭のオープニング作品として上映された「セカンド・アクト」は、レストランを舞台に4人の男女の思惑が行き交う物語だ。同作では
さらに
YouTubeで公開された予告編には、「セカンド・アクト」の登場人物が映画の内容を説明していく場面を中心に、各作品の印象的な場面が収録された。なおライターのISOは本特集について「タイトな時間で強烈な印象を残す手技は変わらずだが、この3作品はいつになく多層的で、理想・虚構・夢と現実を自在に反復横跳び。物語の先を見通そうとする我々の思惑は悉く裏切られることになる。この弄ばれるような感覚がもう病みつき! 一度ハマれば抜け出せません」とコメントを寄せた。
「カンタン・デュピュー特集」はJAIHOの提供、Strangerの配給のもと実施される。
「カンタン・デュピュー特集」予告編
カンタン・デュピュー特集
2025年8月15日(金)~ 東京都 ヒューマントラストシネマ渋谷、Stranger
2025年9月12日(金)~ 大阪府 テアトル梅田
2025年10月10日(金)~ 京都府 アップリンク京都
上映作品
- セカンド・アクト
- ダリ!!!!!!
- ヤニック
ISO(ライター)コメント
苛立ちを覚えるか芯から魅了されるかの2択を迫るデュピュー監督流、不条理の美学。人間の愚かさがぶつかり、唐突な暴力が降りかかり、その事蹟に悪戯なユーモアが立ち上がる。タイトな時間で強烈な印象を残す手技は変わらずだが、この3作品はいつになく多層的で、理想・虚構・夢と現実を自在に反復横跳び。物語の先を見通そうとする我々の思惑は悉く裏切られることになる。この弄ばれるような感覚がもう病みつき! 一度ハマれば抜け出せません。
ヒヨコ @statham1967726
!エグいー!福岡での上映は無いんですかね。なんとかKBCシネマに期待したいけど https://t.co/e0ScxYQ9Qt