カンヌ映画祭のオープニングはカンタン・デュピュー新作、レア・セドゥやルイ・ガレル出演

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フランス現地時間5月14日に開幕する第77回カンヌ国際映画祭のオープニング作品が決定。「ディアスキン 鹿革の殺人鬼」「地下室のヘンな穴」で知られるカンタン・デュピューの新作コメディ「Le Deuxième Acte(原題)」が、アウト・オブ・コンペティションの1本として上映される。

「Le Deuxième Acte(原題)」場面写真 (c)Chi-Fou-Mi Productions

「Le Deuxième Acte(原題)」場面写真 (c)Chi-Fou-Mi Productions

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デュピューは殺人タイヤの恐怖を描く「ラバー」、鹿革のジャケットと親密になる男の狂気に満ちた「ディアスキン 鹿革の殺人鬼」、巨大なハエを訓練する物語「マンディブル 2人の男と巨大なハエ」、入ると時が12時間進み肉体が3日若返るという穴を軸にした「地下室のヘンな穴」といった独自の不条理劇を多数手がけるフランスの監督。カンヌへは2022年の「タバコは咳の原因になる」の特別上映に続く選出となる。

「Le Deuxième Acte」は4部構成のコメディで、公式のあらすじは「フローレンスは夢中になっている男性ダヴィッドを父親のギヨームに紹介したい。しかしダヴィッドはフローレンスに惹かれておらず、彼女と友人のウィリーをお近づきにしようとする。4人の主人公は人里離れたレストランにたどり着く」と発表された。

今回レア・セドゥヴァンサン・ランドンルイ・ガレルがデュピューの作品に初参加。「マンディブル」以降4回目のタッグとなるラファエル・クナール、「永遠の門 ゴッホの見た未来」のマニュエル・ギヨーも出演した。「Le Deuxième Acte」はオープニングと同日にフランスで劇場公開される。英題は「The Second Act」。

第77回カンヌ国際映画祭は5月14日から25日まで開催。ラインナップは現地時間の4月11日に発表される。

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映画『地下室のヘンな穴』 @chika_no_ana

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