アメリカの科学者ジョシュア・S・ゴールドスタインの著書「明るい未来」をもとに、ストーンが原子力エネルギーの見直しを提言する本作。背景にあるのは、2050年までに現在の2倍から4倍のクリーン電力が必要だという現状だ。地球が気候変動とエネルギー貧困の課題に直面する今、果たして原子力発電所は“未来への鍵”となるのか。作中には「今、人類が選ぶべきエネルギーとは何か」という命題を背負ったストーンが、自ら原子力発電所などに出向いて取材する様子も収められている。
このたびYouTubeで公開された映像には、炭素排出量を削減するための方法として「主に原子力です」と語る人の声や、「石油、石炭、なんでも使えばいいけど原子力だけはダメ」と訴える人の意見が収められている。場面写真には、さまざまな施設に赴くストーンの姿が切り取られた。バラカンは「(原子力発電所の)推進派も反対派も大いに見る価値のある作品です。そして見た上で冷静に意見をとことんぶつけ合いながら、世界規模で原子力について考えずにはいられない時代であることは間違いありません」とコメントしている。
「未来への警鐘 原発を問う」は8月1日より東京の池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開される。なお本作の前売り券は全国共通特別鑑賞券の公式サイトにて販売中。特典には特製ステッカーが用意された。
ドキュメンタリー映画「未来への警鐘 原発を問う」特報
ピーター・バラカン コメント
ぼくは昔から反原発です。特に地震大国の日本では危険すぎると思っています。
しかし、この映画には知らない事実が多くあって、非常に説得力のあるところもあります。推進派も反対派も大いに見る価値のある作品です。そして見た上で冷静に意見をとことんぶつけ合いながら、世界規模で原子力について考えずにはいられない時代であることは間違いありません。
映画ナタリー @eiga_natalie
オリヴァー・ストーン自ら原子力発電所を取材、ドキュメンタリー「未来への警鐘」特報(新写真10枚 / ピーター・バラカンのコメントあり)
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