映画「
東映最後の直営劇場・丸の内TOEIが7月27日に閉館するにあたり、東映全社によるプロジェクト「さよなら 丸の内TOEI」が7月27日まで開催。プロジェクトの一環として、同館で上映された「
大歓声の中、登場した大泉は「『かくかくしかじか』の舞台挨拶にお越しいただき……って違いましたっけ?」と言って笑いを誘ってから、「あの曲に乗って、8年ぶりに松田龍平と登場して感慨深かった! 新作を何1つ撮影してないのに、ここに呼んでいただきました!」と挨拶する。松田が「高田役をやりました。『探偵はBARにいる4』初日舞台挨拶に来ていただいて……」とボケると会場から割れんばかりの拍手が起こった。
「探偵はBARにいる3」の撮影を振り返り大泉は「どの拷問でしたっけ? 3って、中でも一番酷かったですよね。パンツ1丁で船にくくり付けられて」と笑い、「最初は港の中を走りますってことで呼ばれたんですよ。でも面白くなかったら嫌なので、『やりたいこと言ってください!』って監督に言ったら、『じゃあ1つだけ。沖に出たいんです……』って!(笑) 沖に出て、カットがかかったんで『どうでしたか?』って聞いたら、『揺れて撮れません』って言われたんです。わかるだろ! 揺れるのは!」と当時を思い出しながらツッコんだ。続いて高田のアクションシーンに話が及ぶと松田は「1のときは、わりとなんだろう、僕じゃなくてプロの方がいるからいいやって感じでやってたんですけど、回を追うごとに熱が入っていったというか。全部自分でやるみたいなことになって、3が1番がんばりました。でも、なんか、あんまりがんばらないほうがいいかもなって思ったんです。いいあんばいを探そうって。がんばりすぎました」と話し、会場を笑わせた。
シリーズの中で「探偵はBARにいる3」のみ、娘に見せたという大泉。「当時娘は小学校低学年だったかな? 2なんてド頭からエッチであんなの見せられないって思って。でも3はいいんじゃないって、見せたんですよ。そしたらのっけからアイスピックでパパがグサグサ刺されているから娘がびっくりしちゃって。さらに『パパが知らない女優さんとベッドに入ってる!』って途中退出しちゃったんです。あとで妻から『全然無理だから!』って言われました」と苦笑した。
イベント中盤には「探偵はBARにいる4」というワードで検索している人が多いという話題になる。松田が「だいぶ前から準備万端。でもこの人(大泉)が忙しくて。忙しいと同時に本にもうるさいんですよ。ちょっとめんどくさくて」と暴露すると、大泉はすかさず「お前も拷問受けてみろよ!(笑)」「プロデューサーに4はどうなってるんだ!って言ってますよ」と抗議。松田は「でも、4の初日舞台挨拶やる場所がなくなっちゃうんですよ……」とぼやいた。
これに閉館の7月27日までに4を間に合わせる案が浮上し、新作のストーリーを2人が妄想する展開に。松田が「今までヒロインはアダルティな女優さんだったので子役の子とか?」と提案すると、大泉は「いいじゃない! 子供に振り回される探偵。ケラーオオハタに子供が入ってきて、『なんだいお嬢ちゃん、ここは君なんか来るところじゃないよ』って言ったら『パパー!』って。でも最後は子供とお別れするんでしょうね? ストーリー固まってきました!」と手応えを感じた様子を見せる。客席からは「観てみたい!」という声が飛んだ。
最後に松田は「4は間に合わなかったですけど、最後にこうやってずっとお世話になった劇場でシリーズを上映できて、そして大泉さんと壇上に立つことができてとてもよかったです」とコメント。大泉は「ここで『探偵はBARにいる』シリーズの初日舞台挨拶をして、盛り上がっていただいた思い出がたくさんあります。閉館に間に合わなかったけれど4は作らなければいけない! そう感じた次第です。いったん7月27日に間に合うかどうか。明日から子役オーディションに入ります!」と言いつつ、「今回、このように2人でお会いできてうれしかったです」と集まったファンに向けて語った。
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