「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」で知られる
本作はショートフィルム作品集「NN4444」で注目を集めた映画レーベルのNOTHING NEWが新たに送り出すホラー。「〇〇式」は「どこかに存在する、とある“式”の話」 だという。「鑑賞をしながら“式”の正体を探り、式とは何かを考える40分の“参列型”映画です」とも発表された。YouTubeでは予告編が公開中だ。
近藤は「映画づくりはどこか儀式めいています。大勢の人間が集まってある手順に沿って一つの時間や空間をつくり上げていく。今回、新たな『式』に関する映画を撮りました。映画が儀式であるなら、会場は映画館、観客は参列者に他なりません。招待状は必要ありません。お待ちしています」とコメントした。
本作が初の映画脚本となるくるむあくむは「この度、〇〇式を行うこととなりました。この儀式はおそらく皆様が思い描かれる“普通の式”とは似て非になるものになると思います。間違い探しのような楽しみ方は推奨しません。全てを受け入れ、この式を肯定してあげて欲しいのです」と語っている。
出演は
NOTHING NEWが製作・配給する「〇〇式」は「K2」のほか、東京・Stranger、京都・出町座、愛知・シネマスコーレ、栃木・小山シネマロブレなど全国で順次公開。なお「K2」では本日4月25日からNOTHING NEWによる「NN4444」の再上映が行われている。
ホラー映画「〇〇式」予告編
「〇〇式」とは
“式”とは。
何者かがいつの間にか始めたもの。
一度始まると、止めることはできないもの。
意味が生まれる前に、すでにそこに在るもの。
「〇〇式」は、どこかに存在する、とある“式”の話。
それは祝福か、別れの儀式か──
その答えはどこにあるのか。
近藤亮太(監督・脚本)コメント
映画づくりはどこか儀式めいています。大勢の人間が集まってある手順に沿って一つの時間や空間をつくり上げていく。今回、新たな「式」に関する映画を撮りました。映画が儀式であるなら、会場は映画館、観客は参列者に他なりません。招待状は必要ありません。お待ちしています。
くるむあくむ(共同脚本)コメント
春暖の候 ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
この度、〇〇式を行うこととなりました。
この儀式はおそらく皆様が思い描かれる“普通の式”とは似て非になるものになると思います。
間違い探しのような楽しみ方は推奨しません。
全てを受け入れ、この式を肯定してあげて欲しいのです。
九十九黄助 コメント
はじめて「式」というものに出た時、伝えきく話とかけ離れた印象を持ちました。
“なんだ素敵じゃん”
「式」とは、この身で体験しなければ意味のないことだとこの時学びました。
それらの「式」に宿る本質が何であってもです。
吉田ヤギ コメント
「式」は何かの終わりと同時になにかの始まりでもあります。ポジティブな意味にも捉えられますが、自分にとっては「ここで終わらないんだ。まだ続いていくんだ…」と少しだけ憂鬱な気持ちがよぎる催しでもあります。だから、今回の式は最悪でした。
t-cinema(トモ) @tcinema8
"近藤亮太の新作中編ホラー「〇〇式」公開決定、共同脚本にホラー作家のくるむあくむ" https://t.co/JEjOe8DsIY