芥川なおの同名小説を映画化した「
「ストロベリームーン」は、余命半年と宣告された主人公・桜井萌が高校1年生の春に“一生分の恋”をする姿を描いた物語。病弱でほとんど家の中で過ごしてきた萌は、学校に通えず友達もいない日々を送っていた。余命が残り半年だと告げられ、家族は悲しみに包まれるが、萌はある理由から高校に通うことを決意。入学式の日、初対面にもかかわらず同じクラスの佐藤日向に突然告白すると、日向は驚きながらも萌の猛アプローチを受け入れて付き合い始める。恋人同士として少しずつ距離を縮めていく2人は、萌の誕生日である6月4日、“好きな人と一緒に見ると永遠に結ばれる”と言われる「ストロベリームーン」を見に行くことに。しかし、その日を境に萌は学校から姿を消し、連絡が取れなくなってしまう。
余命を宣告されながら、慣れない学校生活でも明るく振る舞う萌を當真が演じ、純朴な同級生・日向に齋藤が扮した。また13年後の日向役で杉野、日向の幼なじみで萌の親友・高遠麗(たかとううらら)の13年後の役で中条が出演している。
當真は「限られた時間を全力で過ごす萌の姿が愛おしく、そんな萌を支える家族や友達、そして日向くんの優しさに心が温かくなりました」、齋藤は「この映画に生きる人々が愛する人を想い、もがいて、諦めないで生きようとする姿を、是非皆さんに観ていただきたいです。見届けてほしいです」と本作についてそれぞれつづった。キャスト、スタッフ、原作者のコメントは後述の通りだ。
あわせて本作のティザービジュアルと特報映像が到着。YouTubeで公開された特報は「残り半年しか生きられないと言われた日、初めて恋をしました」という萌の言葉から始まり、“13年後に届く真実”を想像させる映像となっている。
映画「ストロベリームーン」特報
當真あみ コメント
今回、初めて長編映画主演という形でこの映画に携わらせていただくと聞いて、嬉しさと同時に身が引き締まる思いになりました。
台本を読んだとき、限られた時間を全力で過ごす萌の姿が愛おしく、そんな萌を支える家族や友達、そして日向くんの優しさに心が温かくなりました。
温かいキャスト、スタッフの皆様と一緒に撮影させていただけて、とても楽しく素敵な時間を過ごす事が出来ました。友情に初恋、家族の愛の深さに心が温かくなれる作品となっていると思います。
大好きな人、大切な人と見ていただけると嬉しいです。
齋藤潤 コメント
原作を拝見した時、萌ちゃんと日向くんとの関係性、
初々しい輝きを放っている2人にすごく感動しました。
そして、向日葵のように真っ直ぐに生きる日向くんとして映画に存在できることが、
とても嬉しかったです。
毎日、自分自身を超えたいという想いで撮影期間を過ごしていました。
1人では走り続けることはできなかったところを、
主演の當真あみさんをはじめとした、素敵なキャストの皆様、
監督、スタッフの方々が、未熟な僕を照らし続けてくださったおかげで、
日向を生きられたと思います。
この映画に生きる人々が愛する人を想い、もがいて、諦めないで生きようとする姿を、
是非皆さんに観ていただきたいです。見届けてほしいです。
杉野遥亮 コメント
大人になった佐藤日向を演じさせて頂きました。杉野遥亮です。プロデューサーさんの熱い想いと岡田さんの脚本に背中を押していただき、参加させて頂きました。
齋藤くんからどうバトンを受け取ってどう表現できるのか、ドキドキしました。
まだ完成した作品を観ていないのですが、なんだか素敵な作品になっているのではないかと予感しています! 僕も楽しみです!
中条あやみ コメント
原作と台本を読んで、あまりにも儚くて優しくて温かい高校生の物語に感情移入してしまい、制服まだ着れるかなと心配していたら、大人になった麗(桜井萌の親友役)のオファーだと言われて、あの青春の中に混ざりたかったなと少し寂しくなりました(笑)。先に撮影していた子供時代の麗たちの映像を見させて頂き、酒井監督らしい絵の美しさと、皆さんが持つこの時期にしか出せない純粋な美しさがそこにはありました。大人になった私たちのパートも凄く大事な部分なので、監督にもしっかりと指導して頂きながら、バトンを受け取り撮影に挑みました。
私自身もこの作品がスクリーンに映し出されることをとても楽しみにしています。皆さんも「ストロベリームーン」のように、この映画をお友達や大切な人と観て、良いご縁がいつまでもありますように。
酒井麻衣 コメント
初めて恋をし、初めて愛し、初めて愛を知った瞬間を、覚えていますでしょうか。
頭の中に誰かを想ったまま見る風景や匂いは、あの時の感情のまま、心に残ると思っています。抱きしめても抱きしめきれないその感覚が、この映画の中に詰まっています。
大切なあなたを思えば、たとえ何があっても希望を持てる、そんな事を感じさせてくれる物語に出逢えて、私は幸せに思います。
今これを読んでくださっている貴方に届いてほしいと、切実に想っています。
岡田惠和 コメント
美しい物語である原作を映画化する、橋渡しの仕事をさせていただきました。
當真さん、齋藤さん、杉野さん、中条さんという自慢のキャストのお力と、
酒井監督の演出によって、可愛らしく、ファンタジックで、でも強い愛と命の映画が出来ました。
今は少しでも多くの方に届きますように祈る日々です。
楽しみにしていただきたいです。
芥川なお コメント
映像化に携わってくださった関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
また、大切な登場人物たちを演じてくださった當真あみ様、齋藤潤様、杉野遥亮様、中条あやみ様、他出演者の皆様、酒井麻衣監督、岡田先生、撮影スタッフの皆様には、感謝してもしきれません。
原作では、待ち受ける悲しい運命よりも、人を好きな気持ちが勝る強さ、常に自分のことより相手のことを大切にする優しさを軸に描きました。映像化された温かい世界観は、きっと皆様の心を魅了し、原作小説から映画へと受け継がれた優しさのバトンリレーを心地よく感じていただけると確信しております。
人が生まれながらに持つ純粋さ、優しさ、人を思いやる気持ち。この作品を通して、映像という素晴らしい世界で、来場者の皆様の心に届けられたなら、原作者としてこれほど嬉しいことはありません。
この純愛が皆様の心にそっと寄り添い、末長く愛される作品になる事を願っております。
Owulo Jonah @OwuloJonah_
@eiga_natalie 純愛小説の映画化、とても楽しみです!🌙✨ 素敵なキャストと心に響くストーリーに期待が高まります。公開日が待ち遠しいですね!🎬💖