グローバルボーイズグループ・
同作は、高校の卒業式を終えた仲良し6人組が、教室でそれぞれの恋について語り合う青春学園ドラマ。
撮影は2月下旬に関東に位置する中学校で行われた。クランクインから1週間足らず、最終日にあたるこの日の昼休憩後は、6人が教室に集うシーンから始まった。翼が幼なじみと離ればなれになると知り、友人5人が“後悔してほしくない”との思いから彼の背中を押す場面だ。黒板には卒業を祝う言葉と花びら舞う桜の木が描かれ、机には卒業証書用の筒、メンバーカラーに合わせたスマートフォン、サッカーボールなどの小道具が置かれていた。
同作の監督を担ったのは「みなと商事コインランドリー2」の
続いて、翼が教室を飛び出してグラウンドに向かうシーンが切り取られた。本番前の段取り確認では、福田がベランダから教室内へ足を踏み出した瞬間、その勢いのよさにほかのメンバーが思わず噴き出す場面も。福田の真剣な姿を目にした大久保は「キュンキュンする!」と顔をほころばせる。5人がベランダから翼を見守るカットでは、田中があまりに強い風に翻弄されて「髪がトイプードルみたいになっちゃう……」と笑っていた。
さらに“翼ランニングシリーズ”と称して、福田が階段、廊下など校内を走る様子も切り取られた。メンバーから声援を送られた福田は「走ってくる!」と頼もしく応え、練習で一度走った際にはスタッフから「速い!」と驚きの声が上がる。その後のグラウンドでの撮影時には強風の影響で砂ぼこりが大きく舞い、「西部劇みたい」と一同が笑い合う姿も。日没が近付く中、最後のカットを無事に撮り終えると、大久保、田中、谷口、平本、寺尾はグラウンドに駆けつけ、福田をねぎらった。
クランクアップを迎えたDXTEENは、それぞれ充実感たっぷりの表情でメンバーカラーの花束を受け取り、撮影をともにしたスタッフたちへ感謝を伝える。1人ひとりが撮影を終えた心境を語ったコメントは後掲する。
DXTEENのメンバー6人中5人は、これが初めてのドラマ出演。ドラマ「レッドブルー」に参加経験があり、出演映画「君がトクベツ」の公開も控える大久保は、5人に「作品内での立ち位置を考えて演じる」「キャラクターを纏(まと)う意識を大事にする」とアドバイスをしたそう。メンバーたちはその言葉が大きな助けになったと口々に話した。
「また6人でドラマ共演するとしたら?」との問いには、大久保は「学園もので、3対3で闘ってみたい!」と答え、寺尾は「今回は恋愛要素のある作品だったので、次はコメディに挑戦してみたい」と声を弾ませる。平本は「同じスポーツを通して、6人がチームとして上を目指していく作品をやってみたい」、田中は「僕は三角関係とか、切ない感じの作品がいいな。ヒロインの心を揺さぶる役をしてみたいです」と想像を膨らませた。
同じ質問に、谷口は「今回は同級生の役でしたが、次は先輩・後輩関係のあるものも演じてみたいです。普段の僕たちとギャップが出ると面白そう」とコメントする。福田が「生き残りを懸けて闘う、バチバチのデスゲームもいいかも。思いっきり振り切った演技をしたい」と切り出すと、メンバーは即座に同意し、「僕(寺尾)はたぶんすぐ死ぬと思う」「笑太郎 がなんだかんだ生き残りそう」「歩汰は最後のほうまで残るけど、優しさが出て『先に行け!』と言っちゃうかな」と話に花を咲かせていた。
「最後の放課後」は日本映画専門チャンネルで3月28日20時よりオンエアされる。主題歌は、ドラマのために書き下ろされたDXTEENの新曲「You」に決定した。この楽曲はドラマの中でしか聴くことができない。
なお日本映画専門チャンネルでは3月に特集「DXTEENに出逢えて!」と題して、ドラマのメイキング映像やライブ「2024 DXTEEN 1ST ONE MAN LIVE TOUR ~START OF THE QUEST~」の模様が放送される。
オリジナルドラマ「最後の放課後」
日本映画専門チャンネル 2025年3月28日(金)20:00~ほか
DXTEEN コメント
大久保波留
僕は以前にも演技をさせてもらったことがありますが、やっぱりみんなで時間をかけて物語や役について考える時間は楽しいなと思いました。セリフがなくて視線や表情で気持ちを伝える場面は、楽しさがありつつも難しかったですし、自分の気持ちをしっかりと伝えるシーンは(持つ力を)出し切れて達成感がありました。最初から最後まで本当に学びが多くて、人生の中でもいい経験になりました。
田中笑太郎
演技は初めてでしたが「楽しい!」と率直に思いました。DXTEENのメンバー6人だからこそ出せる雰囲気があったと思いますし、僕も“初めて”がみんなと一緒でよかった。これからもたくさん演技をしたいと思っているので、いい経験になりました。この経験を活かしてこれからもがんばりたいです。
谷口太一
個人のシーンはもちろん、最終日に教室でメンバー6人一緒にお芝居をした場面が印象的でした。最初は緊張もありましたが、少しずつお互いの空気感がわかってきて楽しく演じられました。メンバーとお芝居をすることはなかなかないので、すごくありがたい機会でした。
寺尾香信
かなり練習をして撮影に挑みましたが、教室で実際に動いてみると、「セリフを言おう」という思いが強くなってしまったり、想像していたものとはまったく違う難しさを感じました。「気持ちを持って演じる」ことの意味と大切さがわかった気がします。この経験を糧にもっと成長していけたら、よりよい演技ができるのかなと思います。
平本健
ドラマのお芝居は初めてでしたが、DXTEENのメンバーがいてくれたことで安心感がありましたし、メンバーと“初めて”を迎えることができてよかったなと思います。演技の経験がある(大久保)波留を中心に、みんなでアドバイスを掛け合いながら取り組めたのもよかったです。
福田歩汰
僕も本格的に演技をするお仕事はこれが初めてです。実は、メンバーと一緒にお芝居をすることに最初は少し恥ずかしさがありましたが、今回のドラマを通してその楽しさを実感できましたし、お芝居を好きになったので、この作品に関われたことがうれしいです。
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モップ🐵🧹 @mohkp1218
レポートありがとうございます🙏楽しく演技の経験させて頂けたようで、大変ありがたいな… https://t.co/VknezrOzLf