本作では、高校時代の友人である田窪優太と佐藤耕助が晩餐活動=晩活を通して心を通わせていくさまが描かれる。井之脇がドラマディレクターとして仕事に忙殺される優太、金子が料理人を辞めニート生活を送る耕助、
本間は本作について「社会でがんばっている人たちへのエールになればいいなと思って作っている作品なので、全話共通して、私たちが生きている世界と地続きの物語として捉えてもらえるよう意識して制作しています」と語る。また見どころの1つとして、優太が耕助に“仲間宣言”をする第2話のシーンを挙げる。本間は「嘘をついている耕助にどう寄り添えるか考えての精一杯の気持ちを、『俺らも、仲間だよな』という一言のセリフに込めました。それを言うまでの優太の表情も最高なんですが、言葉を受け取ったときの耕助の表情がすごく素敵で。現場で見ていて、グッときてしまいました。監督に『ここは耕助のワンショットも撮ってください!』とお願いしたくらいです(笑)」と明かす。
オリジナル作品である「晩餐ブルース」が生まれたきっかけは「弱さや暗さと一緒に生きていけたらいいな」と思ったことだという。本間は「学生の貧困や女性への性暴力を描いたドラマ『SHUT UP』を作っているとき、ホモソーシャルについて考える時間があって。ホモソーシャルを解体できるような、男性同士がケアし合う作品ができたらいいなと、なんとなく思っていました。登場人物の性別をどうするか考えたとき、その思いを掛け合わせたら、ホモソーシャルに抗える作品にできるのでは、と思って『晩餐ブルース』ができあがりました」と述懐する。
また本間は、井之脇・金子・草川の魅力について「井之脇さんはチャーミングなお芝居をされる方だなと。表情を動かしてお芝居のアプローチをするのが達者で、そこが彼のすこやかさ、ほがらかさのイメージにつながっている。金子さんは、感情がふれる瞬間のお芝居がとても魅力的。心が動く音が聞こえるような、ハッとさせられる瞬間がありました。草川さんは難しい役だったと思います。『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』『SHUT UP』でもご一緒させていただきましたが、今作で初めて見る表情もたくさんあって、改めて素敵な役者さんだと思いました」と語った。
最後に本間は「人生につまずいた大人たちと、おいしいごはんが出てくるドラマです。忙しない日々の中で、がんばっている自覚がないままがんばり続けている人が立ち止まれるような場所になれたらうれしいです」と視聴者へ向けてメッセージを送った。
「晩餐ブルース」はテレビ東京、テレビせとうちで毎週水曜25時からオンエア。脚本は
水ドラ25「晩餐ブルース」第5話 予告編
水ドラ25「晩餐ブルース」
テレビ東京、テレビせとうち 毎週水曜 25:00~25:30
※各話放送終了後からU-NEXT(ユーネクスト)、TELASA(テラサ)、J:COM STREAM、milplus(みるプラス)、Prime Video(プライムビデオ)にて順次見放題配信
※広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東サイト、TVer、Lemino)にて見逃し配信
サイエンス博士リュウ@世界の不思議解明 @RosettaTra670
@eiga_natalie 楽しみです!気になる映画ですね!