「ガンニバル」シーズン2に恒松祐里、村を狂わせる当主・後藤銀の若き日を演じる

柳楽優弥が主演を務めるドラマシリーズ「ガンニバル」シーズン2にて、恒松祐里が村を狂わせる当主・後藤銀の若き頃を演じたとわかった。あわせて特別映像がYouTubeにて解禁された。

二宮正明のマンガをもとにした同作は、都会から遠く離れた山間にある供花村（くげむら）に赴任した警察官・阿川大悟が、老婆の奇妙な死をきっかけに村の異常性に気付くサイコスリラー。シーズン2では供花村に隠された真実が明らかになる。

シーズン1で倍賞美津子が演じた銀は、森で謎の歯型が付いた状態にて遺体として発見された女性。恒松扮する若き日の銀は、鋭い目つきで他を寄せ付けない印象を抱かせつつも、どこか危うい妖艶さを兼ね備えた物語のキーパーソン的存在だそうで、プロデューサーは「人心を掌握する底知れない目力と度量を持つ俳優をと話していた時、片山監督から恒松祐里さんの名前が挙がり、その瞬間に彼女しかないと思いました」と起用理由を明かした。

恒松本人は「あの血生臭い作品に参加出来ることに怖さもありながらも楽しみな気持ちで挑みました」と回想する。「前半と後半で銀の動機に変化があるのでそこに注目して頂けたらと思います。変化を遂げた彼女の『お前が生きていける世界をわしが作ってやる』というセリフは非常に印象的で心に残っています」とも語った。

特別映像には、銀が「供花村のすべてをウチが奪う！ 今度はウチが喰らい尽くす番じゃ！」と絶叫する姿や、狂ったように高笑いを響かせるシーンが切り取られた。

「ガンニバル」シーズン2は、3月19日よりディズニープラスのコンテンツブランド「スター」で独占配信される。演出は片山慎三、佐野隆英、大庭功睦、脚本は大江崇允と廣原暁が手がけた。

ドラマ「ガンニバル」シーズン2 特別映像