中村が堤にオファーしたことで企画がスタートした「Page30」。映画・音楽・舞台の各ジャンルからキャスト・スタッフが集結し、音楽をジャズピアニストの
「Page30」は、4日後に本番を控えた演劇の稽古場で繰り広げられる物語。終わりの決まっていない30ページのみの戯曲のもと、急遽集められた4人の女優たちは、演出家や監督が不在の異様な閉鎖空間で熾烈な舞台稽古を強いられる。切実な事情を抱えた彼女たちの心の葛藤がセミドキュメンタリータッチで赤裸々に映し出され、自らの役者人生を懸けた舞台の本番当日には、とある仕掛けが用意されている。
キャストには、Netflixシリーズ「極悪女王」の
本作の公開にあたり、メイン上映館として渋谷警察署裏の平地にテントシアター「渋谷 ドリカム シアター supported by Page30」を建てるプロジェクトも始動。渋谷がDREAMS COME TRUEと縁深い街であること、1990年代にミニシアターブームを巻き起こした街であることから企画が立ち上がった。同シアターは4月11日から6月1日にかけてオープンし、映画・音楽・演劇・ダンス・ファッション・食など、さまざまなイベントが行われる予定。このたび中村が渋谷で撮影した動画「渋谷とドリカム『夢が始まった街を歩く ~DREAMS COME TRUEの軌跡~』」もYouTubeで公開された。
キャスト4人、堤、中村からのコメントは後述の通り。
映画「Page30」特報
渋谷とドリカム「夢が始まった街を歩く ~DREAMS COME TRUEの軌跡~」
唐田えりか コメント
初の堤幸彦組。準備期間から撮影が終わるまでの間、ずっと楽しかったです。堤さんの演出は、刺激的で的確で、とても遊び心に溢れていました。私の役柄は、無愛想で、いじめっ子のような、簡単に言うと悪役で、私自身チャレンジングな役柄でしたが、あんなに芝居の中で真剣に遊べたのは初めてかもしれません。ラストシーンへの感情の昂ぶりは、自分の想像をはるかに超えるものでした。この作品に携わることができて幸せでした。ぜひ見届けて頂けたら嬉しいです。
林田麻里 コメント
考える間も無く「絶対やりたい!」と思いました。宇賀遥は、芝居を通してしか生きている感触を得られない人。私は演じている時に、自由を感じるんですよね。私自身でいるより自由。そういう意味では、遥と似ているというか共感するところはあります。役を生きる時に、誰かの代弁者である怖さと責任を感じますが、どこまでが本当か嘘か分からないのが女優の面白さかもしれませんね。
広山詞葉 コメント
出演のお話をいただいた際は、光栄さと共にすぐに恐ろしさが追って現れました。
映画の内容と同じく、まさに女優4人が板の上にあげられ、今自身が持っている表現力を曝け出すというとんでもない作品だなと。私の演じる“咲良”は弱い自分を他人に見せまいと去勢を張って生きてきた女性。咲良ほどではないですが、私にもそういった一面があります。虚構とリアルが交差する、自身と役がくっついていく、撮影の途中からはそんな感覚もありました。
MAAKIII コメント
エッ! あの堤幸彦監督の映画に…やったあ♡ 超絶ラッキー。私の役は“樹利亞”沖縄出身36才ミュージシャン…。ンッ! これってわたしのことですか…。ゲッ! 劇中劇ってすごい台詞の量ですが…。キッ! きっつい! 未知の領域が過ぎる…本番が刻々と迫る…やっべえ。超絶ヤッべー。イカゲームじゃあるまいし!? 生きるにしても死ぬにしても。凄まじい“執念”を描く作品です。ズバリ劇場にてご体感くださいませ!
堤幸彦(原案・監督)コメント
この業界で生きてきてずっと気になっていた「売れる事と売れない事」「映画・演劇・ドラマ」ジャンルや境遇でカテゴライズされる寂しさや甘んじている強がり、逆に感じる虚しさ、今まで自分にも色々ありまして、そこをテーマに出来ないかと、ふとアイデアが湧きました。全てが実験的でしたが、閉鎖された空間で即興映画の様な色彩で撮る為、我々の40年の技術を注ぎ、音楽・脚本・劇中劇・女優と最高のクリエイター達のセンスが合わさり、非常に満足いく仕上がりになりました。後はご覧頂いた皆さんのご判断で。
中村正人(エグゼクティブプロデューサー)コメント
この映画、お気をつけください。「Page30」沼にはまると抜け出せなくなります
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おおとも ひさし @tekuriha
テント型劇場“ドリカムシアター”が渋谷に登場、中村正人×堤幸彦による映画上映
"キャストには、Netflixシリーズ「極悪女王」の唐田えりか、70本以上の映画に出演している林田麻里、映画「truth ~姦しき弔いの果て~」をプロデュースした広山詞葉、 https://t.co/7zwJnkiPM7