伊藤詩織が監督を務めた映画「Black Box Diaries」が、第97回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた。日本人監督による作品が同賞にノミネートされるのは史上初めてとなる。
本作は映像ジャーナリストの伊藤が、自身の受けた性暴力の調査に乗り出す姿を記録したドキュメンタリー。2017年に元テレビ局員の記者からの暴行被害を訴えた記者会見の直後から6年にわたって制作が進められ、スマートフォンに残していた当時の思いなどをもとに構成された。
「新聞記者」「月」で知られるスターサンズが製作会社に名を連ねており、イギリス・アメリカ・日本の国際共同製作となる。これまでに50以上の映画祭で上映され、18個の賞を受賞。第78回英国アカデミー賞でもドキュメンタリー賞にノミネートされるなど注目を集めていた。現在、30カ国以上の国と地域での配給も決まっている。
「Black Box Diaries」の日本公開は未定。第97回アカデミー賞の授賞式は日本時間3月3日に開催される。
映画「Black Box Diaries」海外版予告
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伊藤詩織の監督作「Black Box Diaries」がアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞にノミネート https://t.co/e1EISxDwSE