映像ジャーナリストの伊藤詩織が初めて監督を務めた、イギリス・アメリカ・日本共同製作の映画「Black Box Diaries(原題)」が完成。同作が、1月に行われるサンダンス映画祭の国際長編ドキュメンタリーコンペティション部門に正式出品されるとわかった。
BBC、アルジャジーラ、エコノミストなど、主に海外メディアで映像ニュースやドキュメンタリーを発信している伊藤。2017年に発表したノンフィクション書籍「Black Box」は本屋大賞のノンフィクション部門にノミネートされ、2020年には米TIME誌の企画「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。
「Black Box Diaries」は、伊藤が被害に遭った性的暴行への調査に乗り出す様子を自ら記録したドキュメンタリー映画。2017年に元テレビ局員の記者からの暴行被害を訴えた記者会見の直後から6年にわたって、「新聞記者」「月」で知られるスターサンズとともに制作が進められた。
なおサンダンス映画祭は、アメリカ最大のインディペンデント映画祭。コンペティション部門には数千本を超えるエントリーの中から12本が出品された。日本で作られた作品の出品は2本目となる。
関連記事
タグ
大木晴子・「明日も晴れ」 @kuronekoroku
素晴らしい❗️早く観たいなぁ〜。#伊藤詩織 さんの初・ドキュメンタリー映画。
伊藤詩織が初監督、ドキュメンタリー「Black Box Diaries」がサンダンス映画祭に正式出品 https://t.co/kolOPgbteR