「ブラッシュアップライフ」の制作チームが集結した本作は、富士山を望む山梨のビジネスホテルに勤めるシングルマザーが、宇宙人に出会ったことから始まる“地元系エイリアン・ヒューマン・コメディ”。市川が主人公の遠藤清美を演じるほか、清美が働くホテルの同僚・高橋孝介に角田、清美の幼なじみで小学校の先生をしている葉月に鈴木、同じく幼なじみで泌尿器科の看護師として働く美波に平岩が扮している。
この日は報道陣向けに第1話の上映が行われた。宇宙人がどんな姿形をしているのかは放送でのお楽しみとなっており、市川は「皆さんはもう宇宙人がどんな形なのかご存知だと思うんですけど、1話のオンエアで観てくださる方に『へえ!』て思っていただきたいので、宣伝活動でも(その正体は)死守して参りました。どうか皆様も共犯者となって素敵な記事を書いていただけたら」と呼びかける。
市川は本作で民放の連続ドラマ初主演を果たした。1話の感想を聞かれ「自分がよく出てくる」と口にし、周囲からは「主演! 主演!」とツッコミが。改めて主演としての意気込みを問われると、「本当に(視聴者の)皆さんのすぐ近くで、喫茶店の隣の席で話しているぐらいの感じで観ていただけたら。とにかく『力まないぞ』と思っています。『いい作品になりますように』という強い思いはあるんですけど、とにかく脱力。力んでしまうと、急に自然じゃなくなる。遠い世界の話になってしまうと思っていて」と答える。
その座長ぶりについて、角田は「脱力の感じがね。いい意味で緊張感がない。現場でも遠くから笑い声が聞こえて、『今あっちのほうにいるんだ(笑)』という感じでリラックスして。楽しい雰囲気を作ってくださってますね」と振り返り、鈴木も「すごく空気を明るく、やわらかく。スタッフさんも実日子ちゃんを観てワクワクしてる。すごく朗らかな現場」と明かす。
バカリズムが書いたセリフのかっこよさに魅了されているという平岩は「バカリさんのセリフは自分にとって息を吸って吐くぐらい自然。何気ない会話の中にも考察できるところや面白みがあって。単純に言いたくなるセリフが多い。量はたくさんあるけど、とても覚えがいがあります」と述懐。セリフの自然なやり取りに関しても「撮影を終えたあとに今日はちゃんと芝居してたのかな?と思いながら帰るときもあります。こんな顔で映っていいのかな?というぐらい脱力しきってるときがあって、それがちょっと心配です」と笑い混じりに話した。
最後に角田は「壮大なコントのような雰囲気も個人的には感じつつ、そんなに派手なSFを期待されても困る(笑)。日常のお話の中で、どう宇宙人が絡んでくるのか、こないのか。ぜひ観ていただければと思います」とコメント。市川は「久しぶりに幼なじみに会いたくなったな、とか。私も宇宙人に会ってみたいな、みたいに。このドラマを生活のすぐ近くに感じていただけたら。日曜日の夜22時半は『ホットスポット』がある。だから来週までがんばろうと思っていただけるような作品になったらうれしいです」と話し、会見を終えた。
日曜ドラマ「ホットスポット」は本日1月12日にスタート。キャストには夏帆、坂井真紀、田中直樹(ココリコ)、小日向文世、木南晴夏、池松壮亮、菊地凛子、野呂佳代、住田萌乃も名を連ねた。演出は
日曜ドラマ「ホットスポット」
日本テレビ系 2025年1月12日(日)スタート 毎週日曜 22:30~
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