北村一輝「おっちゃんキッチン」続編に期待、娘役・柳美稀は“顔の濃さ”で安心

TVerオリジナル番組「おっちゃんキッチン」より、キャストである北村一輝と柳美稀のコメントが到着した。

TVerとKDDIのコンテンツ共同制作プロジェクト第1弾として制作された本作は、“今夜のおまかせ”が人気の店・おっちゃんキッチンが舞台。寡黙な店主と小さな悩みを抱えた若者のほっこりしたコミュニケーション、そして簡単でおいしいレシピを届ける番組だ。北村が店主のおっちゃん役で主演を務め、柳がおっちゃんの娘・さくらを演じた。

すべての撮影を終えた北村は「『おっちゃんキッチン』は、普段出演している映画やドラマとはまた違う感覚でしたね。第11話までは彼女たち（ゲスト俳優）がどんなお芝居をしてくれるのか毎回楽しみにしていましたし、最終話に伏線を回収するようなストーリーになっていたため、演じていても面白かったです」と回想する。

また北村は「もし今後、続編があるのであれば、もっといろいろなお芝居にチャレンジできそうだなと思いました」とコメント。印象に残っているエピソードとして最終話を挙げ、「ドラマ性も高く、しっかり撮ることができました。娘・さくらとの関係性など、今まで引っ張ってきた分、印象深かったなと思います」と振り返った。最後に北村は視聴者に向けて「今の時代、気楽に観られるものも必要なのかなと思うんですよね。深く考えるというよりも、のんびり観ていただけたらなと思います」とメッセージを送った。

柳は北村との共演について「迷惑かけちゃったら……とドキドキしていたんですけど、そんな心配が吹き飛ぶくらいとても優しく素敵な方でした。『どんどんやっていいよ』と声をかけてくださったり、お芝居の深いところを『こうじゃない？』と一緒に考えてくださり、本当にやりやすい場を作ってくださいました」と伝える。彼女はこれまでのエピソードをチェックして店主とさくらの距離感をつかんだと言い、「北村さんはお顔がはっきりしていらっしゃって、私もわりと顔が濃いと言われるので、そういう面では安心してお芝居できました」と笑った。

劇中に登場したメニューの中から食べてみたいものを尋ねられた柳は、「タラと明太子の親子丼」と「豪快カツオカレー」と回答。最後に彼女は「ラストにまさかの娘が来店です。全世代の方にご覧いただきたいですし、『子供とうまくいっていないな』と悩んでいる方が最終話を見て、一歩でも『歩み寄ろう』と思うきっかけになったらいいなと思います」と述べた。

「おっちゃんキッチン」はTVer、TVer公式SNSで配信中。