映画「
同作は事故による腕のけがで人気現代美術家のアシスタントの職を失った主人公・沢田の日常が、◯(まる)に浸食されていく物語。堂本が沢田を演じ、ミャンマー出身のコンビニ店員・モーに森崎、沢田の高校の同級生・吉村に小田が扮した。
観客にはキャスト・監督の登壇情報が伏せられており、4人はサプライズでの登場となった。どよめきと歓声が入り交じる中、客席を通って舞台に上がった堂本が「でもみんな、(イベントがあることを)なんとなくわかって来てるんじゃないですか?」と口にすると、小田が「5%でも『あり得るかも』と思ってた人います?」と観客に質問。挙がった手の数に「多いなあ!!」と全力でツッコむ小田に対し、堂本は「そういうもんなんですよ」と落ち着いた口調だった。
堂本が27年ぶりの映画単独主演を務めたことについて、荻上が「私に感謝してほしい!」と伝えると、ファンからは大きな拍手が起こる。また堂本は、本作で初共演となった森崎について「このまんま、好青年で物静かな人。もともと僕はあんまり役者さんに話し掛けないほうなんですけど、話しやすかったですね」と印象を語り、森崎は「剛さんは芝居の現場でどんな感じなんだろう?と思っていたんですけど、剛さんと監督の作る世界観が温かくて、僕自身が大きな◯の中にいるような感覚でした」と撮影時を述懐した。
小田の演技に話題が及ぶと、荻上は「小田さん、ガッチガチに緊張されていましたよね。(セリフを)噛むわ、噛むわ! カメラが回っていないときも、ずっとセリフをぶつぶつ言ってましたね」と暴露する。一方、堂本は「緊張されている感じが、僕は味になってたかなと思いました。人との距離感をこれぐらい保ちながらしゃべる人っているよな、と。それがすごくよかった」と称賛し、森崎は「剛さんと小田さんのシーンを現場で見てたんですけど、小田さんの目線の動きが本当にリアルなんですよ。設定通り“めっちゃ嫌なやつ”でした」と回想。小田は「堂本さんと同級生という設定が発表されたとき、SNSなどで『ありえねぇだろ』という声もあったんですけど……1個違いや!! 46歳ってこんなもんやで! 堂本さんが異常に若いだけ!」と主張していた。
最後に堂本は「『映画の見どころはどこですか?』とよく質問されますけど、タイトルの通り“まる”投げする形で、皆さん1人ひとりが決める映画だと思っています。ストーリーが進むにつれて自問自答を重ね、自分にとっての◯=正解ってなんなんだろう、ということを考えるようになっていく。自分の心の声がよく聞こえてくる作品です」とアピールし、イベントの幕を引いた。
「まる」は10月18日より全国でロードショー。
映画「まる」予告編
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「まる」 #堂本剛 と同級生役のおいでやす小田「1個違いや!! 46歳ってこんなもん!」 - 映画ナタリー
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「まる」は10月18日より全国でロードショー。
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