映画「
本作の舞台は、“次々と人が消える”とうわさのマンション・クレマチス多摩。配達員の青年である丸子は毎日のようにマンションに出入りするうち、偶然にも怪しげな住人の“秘密”を知ってしまう。丸子は会社の先輩で小説家を夢見る男・荒川とともに住人の正体を探ろうとするが、2人は思いも寄らない大事件に巻き込まれていく。高橋が丸子、田中が荒川、北がクレマチス多摩205号室の住人でWeb小説作家の小宮、染谷が302号室の住人で挙動不審な七三分け男・島崎に扮した。
これまで“ネタバレ厳禁”でプロモーション活動を行なってきた高橋と田中。「バラエティはまだしも、情報番組は特に気を使いました。ネタバレを踏まないギリギリを攻めてました」と高橋がこぼすと、田中は「1カ月我慢してた! 『ネタバレがあり過ぎて(何も)言えないのが見どころです』って言うだけだから、文哉より簡単だったけど」と続ける。水野は「脚本を書いていた間、プロモーションはなんとかなるだろうと思っていた。そしたらプロデューサーをはじめスタッフの方々が宣伝期間中に一番疲弊していて……本当に申し訳ないことをした」と宣伝チームに謝罪した。
イベントでは、登壇者からの質問に対し、観客がパネルを使って「YES / NO」を答えるコーナーが設けられた。本編の重要なシーンにまつわるヒントに気付けた観客はほんのわずかという結果に、北は「うれしいですね。先読みが不可能だったと思うので、思惑通りです」と笑みを浮かべる。ほかにも「驚いたか」「怖かったか」「笑ったか」と観客の反応を楽しむキャスト陣。水野が「ジャンルで表すと“ファンタジー”だったということですね」と言うと、田中は「いやいや、今まで僕らが言ってきた“ミステリーエンタテインメント”で通してくださいよ!」とツッコミを入れる。
ここで、キャスト陣がずっと我慢していたネタバレについて全開でトークできる5分間が用意された。高橋と田中は「いざそう言われるとね……」と最初は萎縮しつつも、そのあとの5分間は撮影時のエピソードも交えながらノリノリで暴露。田中は「スッキリしました!」と満面の笑みをのぞかせる。最後に高橋は「皆さんに存分に楽しんでいただくために万全の準備をしてきました。気持ちよく伏線をいっぱい回収して、この映画についてたくさん話してくれたらうれしいです」とメッセージを送り、舞台挨拶は幕を下ろした。
「あの人が消えた」は全国で上映中。
映画「あの人が消えた」予告編(公開後ver)
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ねー笑
「脚本を書いていた間、プロモーションはなんとかなるだろうと思っていた。そしたらプロデューサーをはじめスタッフの方々が宣伝期間中に一番疲弊していて……本当に申し訳ないことをした」と宣伝チームに謝罪した
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