山口つばさの同名マンガをもとにする本作は、高校生の矢口八虎が1枚の絵をきっかけに美術の世界にのめり込み、東京藝術大学への受験を決意する物語。初日には同級生・ユカちゃんこと鮎川龍二役の
緊張した様子の眞栄田は「昨日は全然寝れなくて。今日、寝坊しました(笑)。ドキドキしちゃって。ベッドに入っていたんですけど、寝れなくて。たぶん(朝の)5時ぐらいに寝ました。もう明るかった」と吐露。さらに今の気持ちを「すごくうれしくて……ドキドキしてて……やべえ、ちょっとしゃべれない。本当にたくさんの人に届くとうれしいです」と話す。なお眞栄田はステージに上って早々、客席から舞台挨拶を見ているやすの存在に気付き、頭が真っ白になってしまっていたという。
映画の注目ポイントを聞かれると、眞栄田は「お母さん、お父さんとの家族のシーン。受験に向かう高校生の親御さんの気持ち、本人の気持ち。そのぶつかり合いが観ていて毎回刺さりますね」と語る。さらに好きなセリフについては、八虎が受験で描いた絵を観た森の一言を挙げた。
舞台挨拶の中盤に、MCが「映画で八虎を勇気付け、支えてくれたあの方が応援に駆け付けています」と呼び込んで、いよいよサプライズの場面に。すでにやすの存在に気付いていた眞栄田は「どなたが来るんですかねえ」とあくまで白を切るが、登場したのはやすではなく花束を持った石田。このサプライズにキャスト一同が「ええ!」と驚愕する中、MCから「お母さんだけだと寂しくない?」と振られた眞栄田は「まったく大丈夫です。お父さんはがんばって仕事していると思うので」と笑いを誘いながら、いまだ姿を見せないやすの存在には触れないでいた。
そして眞栄田に花束を贈呈した石田は「この映画の一員になれたことを本当にうれしく思います」と述べつつ、家族での場面に言及。「八虎が『僕は本当に絵が好きなんだ』と言うシーン。あのときの郷敦くんのまっすぐな目。必死で訴えかけてきた、あのお芝居が本当に素晴らしかった。『この顔を見れているのは世界で私だけなんだ』と思いながら、親子の心のやり取りをしました」と深い思い入れを明かす。眞栄田も「自分の本当のお母さんと重なる部分もありましたし、すごく気持ちが入った。そして自然と(気持ちが)出てきたシーンでした」と続けた。
舞台挨拶も終盤になって、MCが「もしかしたらお父さんが見に来てくれてるかもしれない」と話すと、石田は「ないと思います。それは」と否定のスタンス。しびれを切らしたやすは「ちょっと! ちょっと!」と言いながら、ついに客席から姿を現し壇上へ。やすは「お父さんが出てくると思ったでしょう。でもなんとお母さんが出てくるサプライズ。ばっちりでしたね」としてやったりの表情で、眞栄田は「もう(やすに気付いた瞬間から)言うことが全部飛んじゃって。そしたら登場はお母さんで……」と驚きを隠せなかった。
最後に、眞栄田は「何か1つのことにのめり込んだ経験のある人は、誰にでも刺さるものがある映画だと思っています。好きなことに向き合うやりがい、苦しみというものを感じていただきながら、自分に置き換えて観ていただけたら」とコメント。そして撮影現場のスタッフや宣伝の関係者、同じ時間を過ごしてきた共演者たちに思いを馳せながら、「このメンバーでたくさん宣伝をしました。全身全霊でやってきました。映画がヒットしてほしいという思いが本当にあります。皆様ぜひ、よろしくお願いします」と呼びかけ、舞台挨拶を終えた。
映画「ブルーピリオド」本予告
関連記事
眞栄田郷敦の映画作品
リンク
yoshica☆ 🍓🍼⭐️🩵💛💖 @yoshica_smile
@eiga_natalie キャノン砲の瞬間をこんなにもキレイに撮ってくださっていたなんて💙
舞台挨拶の回に参加できて幸せでした‼️
#映画ブルーピリオド