不景気による死亡率上昇に伴って事故物件の数が増加し、1件を除きすべてが事故物件となった未来の日本を舞台とする本作。“最後の普通の物件”に住む山田を追い出すため、“幽霊アレルギー”の富豪・富良野が物件を管理している根津と手を組むが、その計画は霊能力者や殺し屋までも巻き込みエスカレートしていくのだった。
事故物件サイト運営代表の大島は「事故物件映画の最高傑作! 仕事柄、ホラー作品へのコメントを求められることが多いが、本当はこういうのが観たかったのだ」とコメント。大坂の出演作「黄龍の村」「グリーンバレット」の監督である阪元は「大坂健太くん初主演作!! というだけでも感慨深いのだけども、事故物件というものの在り方を問う衝撃のクライマックス、圧倒的な展開の読めなさ、個性しかないキャラクター達の大渋滞と、ごった煮ハウスエンタテインメントでした!!」とつづった。松原、伊能、堤からのコメントも以下に掲載している。
「日本で一番恐くない間取り」は7月5日より東京・シネマート新宿ほかで公開。
映画「日本で一番恐くない間取り」60秒予告
大島てる(事故物件サイト運営代表)コメント
事故物件映画の最高傑作!
仕事柄,ホラー作品へのコメントを求められることが多いが,本当はこういうのが観たかったのだ。
日本が平和で豊かだからこそ“事故物件”が存在する。その逆説的な事実に感謝しつつ。
松原タニシ(「事故物件怪談 恐い間取り」著者 / 事故物件住みます芸人)コメント
何の変哲もない間取りでも、そこで誰かが亡くなっていたら恐い間取りになるかもしれません。事故物件に住んでそんなことを言ってたら、まさか「恐い間取り」しかない世界が描かれるとは、あながちそう遠くない未来のようで妙にリアル。
唯一「恐くない間取り」に住む青年がまさかあんなことになるなんて……。死と強欲に翻弄された人間の業をノンストップで浴びせられ、登場人物全員にまったく感情移入できない異常な映画です。
阪元裕吾(脚本家 / 映画監督)コメント
大坂健太くん初主演作!! というだけでも感慨深いのだけども、
事故物件というものの在り方を問う衝撃のクライマックス、圧倒的な展開の読めなさ、個性しかないキャラクター達の大渋滞と、ごった煮ハウスエンタテインメントでした!! 怖くないよ! 笑えるよ!
伊能昌幸(俳優)コメント
不動産屋vs普通の男による日本に唯一残された“無事故物件”争奪戦を描く、まるで読み切り漫画のようなワンアイデアで駆け抜ける本作。
無事故物件がアリなら当然アレもコレもアリだろうと様々なものが詰め込まれた結果、我々の知らない日本がそこにはありました。一度で何度でも美味しい。
なぜ大坂健太が主演なのか、それは映画を最後まで観たら分かると思います。
ダニエル・ラドクリフ主演でハリウッドリメイク希望!
堤幸彦(映画監督 / 演出家)コメント
映画の原点は「アパート」にあり! そして「そこ」からしぶとくしつこく撮ることなり!俳優も共犯者! 予算なんかいらねーよ! くだらなくも切なく、忘れていた映画創りの基本を教えてくれる「日本ナイマド」断固支持!
オカルトエンタメ大学 @OkarutoEntame
大島てる先生が「事故物件映画の最高傑作!」とコメントしてる。俄然気になりますね。…。
鳴瀬聖人「日本で一番恐くない間取り」に大島てる、阪元裕吾、堤幸彦らコメント(動画あり) https://t.co/nkEngzFPH2