パリの裏通りに佇む柴咲コウ、黒沢清「蛇の道」冒頭3分半が公開

本日6月14日に公開された黒沢清の監督作「蛇の道」より、3分半の冒頭映像がYouTubeで解禁された。

黒沢が1998年に発表した同名映画を日仏共同製作でセルフリメイクした本作は、愛娘を殺され復讐を誓った父親が、パリで働く心療内科医の協力を得て、真相を暴いていく物語。柴咲コウが心療内科医・新島小夜子役で主演を務め、ダミアン・ボナールが復讐に燃えるアルベール・バシュレに扮した。

このたび到着した映像には、小夜子とアルベールが事件に関与した財団の関係者たちを拉致しようとするシーンが切り取られた。パリの裏通りに佇んでいた小夜子は振り向いて歩き出し、落ち着かない様子のアルベールに対して「今日はやめておく？ 気にしないで。また都合をつけるから」と気遣う様子を見せる。

「蛇の道」は全国で公開中。

映画「蛇の道」冒頭映像