ジブリパークに「君たちはどう生きるか」などの新規展示が登場、青サギやインコマンなど

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愛知の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内にあるジブリパークに、3月16日から新エリア「魔女の谷」がオープンするほか、屋内エリア「ジブリの大倉庫」内に「君たちはどう生きるか」などの新たなオブジェが登場。昨日2月28日に開催された「魔女の谷」内覧会に続き、本日2月29日にはエリア全体の内覧会が行われた。

「ジブリの大倉庫」新規展示の青サギ。

「ジブリの大倉庫」新規展示の青サギ。

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「ジブリパーク」2期ビジュアル (c)Studio Ghibli

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ジブリパークは「森や道をそのままに、自分の足で歩いて、風を感じながら、秘密を発見する場所」をコンセプトに、スタジオジブリの世界が表現された公園だ。2017年6月に愛知県知事・大村秀章が構想を発表し、「ゲド戦記」「コクリコ坂から」「劇場版 アーヤと魔女」の宮崎吾朗が監督となり建設が進行。2022年に「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3エリア、2023年に「もののけの里」が開園した。

「『食べるを描く。』増補改訂版」

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「ジブリのなりきり名場面展」

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「床下の家と小人の庭」

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「ジブリの大倉庫」は“ジブリ”がぎゅっと詰まったエリアで、映像展示室や3つの企画展示および子供向けの遊び場などのほか、カフェやショップなどで構成。中央展示室では、ジブリ作品の名場面に入り込める「ジブリのなりきり名場面展」が楽しめる。企画展示室では、“ジブリ作品の食べ物はなぜおいしそうに見えるのか”について絵コンテや原画などから紐解く「『食べるを描く。』増補改訂版」、世界中から集めたジブリ作品のポスターや映像・書籍などを一堂に展示した「ジブリがいっぱい展」が観覧可能。「天空の城ラピュタ」の廃墟となった庭園である「天空の庭」、「借りぐらしのアリエッティ」の登場人物が暮らす「床下の家と小人の庭」、そして「千と千尋の神隠し」の湯婆婆が仕事に没頭している「にせの館長室」など、ジブリの各作品にまつわる展示も目白押し。子供向けの施設として「ネコバスルーム」「子どもの街」もある。足を踏み入れると懐かしい気持ちになる「南街」は書店・模型店・駄菓子屋で構成される商店街だ。

「ジブリの大倉庫」新規展示のペリカン。

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「ジブリの大倉庫」新規展示の「インコマン」。

「ジブリの大倉庫」新規展示の「インコマン」。[拡大]

新たな展示として発表されたのは5点。「君たちはどう生きるか」の青サギが中央展示室の屋根にとまっており、近くの屋根にはペリカンがいる。中央階段の右手にはインコマンの姿も。そのすぐ近くには「創造の翼」というオブジェが存在感を放っている。「にせの館長室」のそばにあるエレベーターの1階付近には「千と千尋の神隠し」に登場する大根の神様・おしらさまが佇んでいた。スタジオジブリ制作の短編アニメを鑑賞できる「映像展示室オリヲン座」では3月16日から4月30日まで「パン種とタマゴ姫」、5月1日から6月17日まで「コロの大さんぽ」が上映される。「カフェ 大陸横断飛行」では3月から「油淋鶏サンド」「しかくいピザ オイルサーディン」などの新商品が販売予定だ。

「地球屋」

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入り口付近にある「青春の丘」は、「耳をすませば」などをイメージしたエリア。ロータリー広場の奥には主人公の月島雫が訪れたアンティーク家具や時計の修理・販売店「地球屋」が。2階にはからくり時計などが隅々まで置かれ、1階にあるバイオリン工房からは同級生の天沢聖司がバイオリン製作を学ぶ様子が感じられる。こちらの水道やガスなどは実際の家と同様に設計されているそうだ。外には「猫の恩返し」の「猫の事務所」が“猫サイズ”で展示されている。

「サツキとメイの家」

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APMネコバス

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となりのトトロ」をイメージしたエリア「どんどこ森」には愛知万博のときに建てられた「サツキとメイの家」がそびえ立ち、和室や洋間、炊事場などを間近で見ることが可能だ。手動で操作するスロープカーを利用して山頂へ登ると大きなトトロがお出迎え。奥には子供向けの遊具「どんどこ堂」がある。「もののけ姫」の世界観で作り上げられた「もののけの里」には劇中に登場する乙事主を模した滑り台や、タタリ神を模したオブジェが。近くにはエミシの村にある「物見やぐら」が確認できる。奥にある「タタラ場」では、10歳以上を対象に愛知県など中部地方を発祥とする郷土料理・五平餅の炭火焼体験が可能。「しょうゆ」「ナポリタン」などお好みのタレを選ぶ仕組みで、3月16日からはカレー味が加わる。同日からは「もののけの里」と「どんどこ森」を結ぶ移動手段として、短距離・低速型の電動モビリティ「APMネコバス」が運行。通常では来場客が立ち入ることのできない森の中も走行する。

「魔女の家」

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「ハウルの城」

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「魔女の谷」は魔女が登場するスタジオジブリ作品をイメージした、ヨーロッパ風の新しいエリアだ。「アーヤと魔女」主人公アーヤが引き取られた「魔女の家」、「ハウルの動く城」に登場する、生き物のような形をした「ハウルの城」に加え、「魔女の宅急便」のキキが過ごした「オキノ邸」や「グーチョキパン屋」などが立ち並ぶ。

3月入場分からは「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」「もののけの里」「魔女の谷」の5エリアすべてに入場可能なチケット・ジブリパーク大さんぽ券などが登場。チケットは予約制となり「オキノ邸」「ハウルの城」「魔女の家」「地球屋」「サツキとメイの家」の内部展示を観覧するにはジブリパーク大さんぽ券プレミアムの購入が必要だ。

※ジブリパークは通常の営業時、一部を除き撮影不可

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(c)Studio Ghibli

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tAk @mifu75

【内覧会レポート】ジブリパークに「君たちはどう生きるか」などの新規展示が登場、青サギやインコマンなど(写真75枚) https://t.co/iqdhspboUR

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