強制収容所の所長と家族を描く「The Zone of Interest」5月公開、邦題は「関心領域」

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第76回カンヌ国際映画祭でグランプリを獲得したA24製作の「The Zone of Interest」が「関心領域」の邦題で、5月24日より東京・新宿ピカデリーほか全国にて公開。配給はハピネットファントム・スタジオが担当する。

「関心領域」場面写真

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原題の「The Zone of Interest」は、第2次世界大戦中、ナチス親衛隊がポーランドのアウシュヴィッツ強制収容所群を取り囲む40km2の地域を表現するために使った言葉。映画では収容所と壁1枚隔てた屋敷に住む所長ルドルフ・フランツ・フェルディナント・ヘスと、その家族の暮らしが描かれる。

原作はイギリスの作家マーティン・エイミスによる同名小説。「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」「記憶の棘」で知られるジョナサン・グレイザーが10年もの歳月をかけて映画化した。「ヒトラー暗殺、13分の誤算」のクリスティアン・フリーデルがヘスを演じ、「落下の解剖学」のザンドラ・ヒュラーがヘスの妻に扮している。

本作はカンヌで「ほかにはない衝撃的なホロコーストドラマ」「観客はこの冷酷な傑作から目を背けることはできない」と絶賛され、各地の映画賞を席巻。多数の海外メディアから2023年のベスト映画に選出されている。

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(c)Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved.

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ビニールタッキー @vinyl_tackey

邦題思い切ったな!これはこれでアリ!

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