映画「
「超高速!参勤交代」シリーズの土橋章宏による同名小説を映画化した本作。“嫌われ者の旗本”吉良上野介は、彼から陰湿ないじめを受けていた赤穂藩主に斬りつけられ、“逃げ傷”を負って瀕死となってしまう。逃げて死んだとなれば武士の恥ということで、吉良家家臣は上野介にそっくりな弟・孝証を身代わりに、幕府をだまし抜こうと考えるのだった。
江戸一イヤミな殿・上野介と三文芝居の怠け坊主・孝証を演じたムロは、開口一番マイクを使わずに「ムロツヨシです!!」と大きな声で挨拶し観客を沸かせる。「忠臣蔵」をベースにした時代劇エンタテインメントである本作について「『忠臣蔵』という史実をもとにした物語を若い世代、Z世代の方々にどれくらい知ってもらえるんだろうと。わかりやすさを重視した物語になっていますが、上の世代の方々には視点をちょっと変えた、こんな『忠臣蔵』もあるんだよと言える作品になっています」と語った。
ムロと永山はプライベートでも親交が深く、映画では「サマータイムマシン・ブルース」以来約20年ぶりの共演に。永山は「出演者の皆さんとても素晴らしかったんですが、やっぱりムロくんが一番。(ムロとの共演シーンは)目を合わせるのが照れくさかった」と振り返る。ムロは「20年前、彼は初主演の映画で僕は初出演の映画だった。それからの長い歴史があるので」と言い、2人は照れ笑いを浮かべていた。
また川口は「ムロさんは相変わらず素敵でした。かわいらしい共演シーンが多くて、ムロさんだからこそナチュラルに演じられて楽しかった。のびのびと自由にやらせていただきました」、林は「脚本を読んだときから(ムロとの共演を)ワクワクしていました。現場に入ると、笑っちゃうかと思いきや1つひとつのセリフの言い回しとかに感動しまして、食らいついていくのに必死でした」と述べる。橋本は「ムロさんは本当に気遣いのできる方。撮影の待ち時間にマネージャーさんたちが立っていると『座りなよ』と椅子を用意していた。私のマネージャーも感激していました」とムロの紳士な一面を告白。共演者にベタ褒めされたムロは「うれしいです!」とにんまりしていた。
本作のエピソードにちなみ、MCの本多から「身代わりになりたいと思う人は?」と聞かれたムロは、「ご本人の前で言うのは初めてなのですが……」と柄本の名前を挙げる。「私がこうして役者をやっていることに大きな影響を与えてくださった柄本さん。演じられた役の身代わりというか、いつかやってみたいと思っています」と述懐する。続けて、「このことは瑛太くんにずっと話していて、柄本さんとの初めてのシーンを彼は見に来ようとしてくれた。でも『これは祭りごとにするわけにはいかないから、僕は行くのやめておきます』と。おかげで貴重な時間になりました」と明かした。
「身代わり忠臣蔵」は、2月9日より全国ロードショー。
映画「身代わり忠臣蔵」予告編
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