伝統芸能・文楽×アニメのコラボで「曾根崎心中」、男鹿和雄が背景画を手がける

9

45

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 17 19
  • 9 シェア

伝統芸能・文楽とアニメーションのコラボレーションで海外展開を目指すプロジェクト「文楽×アニメーション 日本が誇る文楽を世界へ!PROJECT」のクラウドファンディングがREADYFORで実施中。背景映像制作のために、1月31日23時まで支援を受け付けている。

「文楽×アニメーション 日本が誇る文楽を世界へ!PROJECT」第1弾となる文楽「曾根崎心中」試演の様子。

「文楽×アニメーション 日本が誇る文楽を世界へ!PROJECT」第1弾となる文楽「曾根崎心中」試演の様子。

大きなサイズで見る(全2件)

本プロジェクトでは、新たな発想でより多くの人々に伝統芸能を親しんでもらうことを目指し、文楽「曾根崎心中」の舞台で大道具の代わりにアニメーションによる背景美術を用いる公演を実施。人間国宝の桐竹勘十郎が監修を務め、背景美術を「となりのトトロ」や「もののけ姫」の美術監督・男鹿和雄が担当する。第1弾の公演は、3月23日より東京・よみうりホールで上演される。

文楽は2008年にユネスコ無形文化遺産に登録されたものの、近年では、特に若い世代の興味を引く機会が少なく、文楽ファンの固定化が課題となっていた。今回アニメーションとのコラボレーションにより、文楽の表現に新しい風を吹き込み、これまでなじみのなかった観客にも足を運んでもらうことを目指す。また、これまで文楽の公演では、大道具の輸送費等のコストがネックとなっていたが、アニメーションによる背景映像によって大道具がなくても文楽が上演できるようになるため、日本各地や海外での大規模な公演が可能となる。

【映像】「文楽×アニメーション ー日本が誇る文楽を世界へ!PROJECTー」より。

東京公演「Bunraku 1st session」

2024年3月23日(土)~29日(金)東京都 よみうりホール
昼の部:16:00開演
夜の部:18:30開演(3月23日は夜の部のみ)

この記事の画像・動画(全2件)

読者の反応

  • 9

nyorock@アニメ背景好き @nyorock1

文楽「曾根崎心中」の舞台で大道具の代わりにアニメ背景美術を使用するプロジェクトのよう
人間国宝の桐竹勘十郎が監修を務め、背景美術を「となりのトトロ」や「もののけ姫」の美術監督・男鹿和雄さんが担当!
https://t.co/kzQfLliQHZ

コメントを読む(9件)

桐竹勘十郎の映画作品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 桐竹勘十郎 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。