ダークファンタジーSF「VESPER」本予告が公開、監督陣は「宮崎駿にも影響を受けた」

ダークファンタジーSF「VESPER／ヴェスパー」の公開日が1月19日に決定。あわせて本予告がYouTubeで公開された。

世界3大ファンタスティック映画祭の1つ、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭で最高賞（金鴉賞）を受賞した本作。生態系が壊れてしまった地球を舞台に、寝たきりの父と貧しい生活を送る少女ヴェスパーが、富裕層の城塞都市“シタデル”での暮らしを夢見て奔走するさまが描かれる。「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」のラフィエラ・チャップマンがヴェスパーを演じたほか、エディ・マーサン、ロージー・マキューアン、リチャード・ブレイクがキャストに名を連ねた。

本予告には、ヴェスパーがシタデルの権力者の娘カメリアと出会う場面や、光を放つ不思議な生命体が映し出される。なお本作の監督であるクリスティーナ・ブオジーテとブルーノ・サンペルは「さまざまな植物や昆虫、水生生物をはじめ、『セサミ・ストリート』などで知られるジム・ヘンソン、そして宮崎駿などに影響を受けた」と語っている。

「VESPER／ヴェスパー」は東京・新宿バルト9ほか全国で公開。

※宮崎駿の崎は立つ崎（たつさき）が正式表記

映画「VESPER／ヴェスパー」本予告