1967年開催のフェスを捉えた「モンタレー・ポップ」、4K版が全国で公開

1967年6月に開催されたモンタレー国際ポップフェスティバルを捉えた音楽ドキュメンタリー映画「MONTEREY POP モンタレー・ポップ」の4Kレストア版が、3月15日より東京のシネクイント、立川シネマシティほか全国で順次公開される。

アメリカのサンフランシスコで3日間にわたって行われ、20万人以上の観客を動員したモンタレー国際ポップフェスティバル。その模様を収めた「MONTEREY POP モンタレー・ポップ」には、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、オーティス・レディング、サイモン＆ガーファンクル、ジェファーソン・エアプレイン、ザ・フー、エリック・バードン＆ジ・アニマルズ、ラヴィ・シャンカール、カントリー・ジョー＆ザ・フィッシュ、キャンド・ヒート、ヒュー・マセケラなどが次々に登場する。

監督を務めたのは、ボブ・ディランの「ドント・ルック・バック」、デヴィッド・ボウイの「ジギー・スターダスト」といったライブドキュメンタリー映画を手がけたD・A・ペネベイカー。4Kレストア版は、1968年に上映されたオリジナルの16mmフィルムから16bit4Kでスキャンし、サウンドトラックは録音技師のエディ・クレイマーにより、オリジナルのアナログ8トラックテープから5.1サラウンドにリマスターして作られた。なお本作は、2018年にアメリカの国立フィルム保存委員会により「文化的、歴史的、また芸術的に重要」という理由で、半永久的保存推奨作品に登録されている。