イングマール・ベルイマンに「私にとってもっとも偉大な監督だ」と言わしめ、クリストファー・ノーランやアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥも影響を公言するタルコフスキー。「僕の村は戦場だった」「アンドレイ・ルブリョフ」「惑星ソラリス」「鏡」「ストーカー」といった作品で批評家や観客を魅了し、世界的な評価を確立したが、ソ連国内で厳しい検閲を受け、出国する。そして初めて国外のイタリアで制作したのが、長編第6作の「ノスタルジア」だ。モスクワからイタリアにやって来た詩人アンドレイ・ゴルチャコフと通訳の女性エウジェニアは、ロシアの音楽家パヴェル・サスノフスキーの足跡をたどる旅をしていた。そんな中で2人は、世界の終末が訪れたと信じて家族で7年間も家に閉じこもり、人々に狂信者とうわさされるドメニコという男に出会う。
今回公開される「
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来ましたね。去年、ボローニャで拝見しましたが、良い出来です。同じジュゼッペ・ランチ(撮影監督)監修なので、現行のBlu-rayと色調は近いですが、少し彩度は上がったように思います。
アンドレイ・タルコフスキーの「ノスタルジア」4K修復版が公開 https://t.co/KLVlt0rdCT