新千歳空港国際アニメーション映画祭、長編グランプリは「リンダはチキンがたべたい!」

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第10回 新千歳空港国際アニメーション映画祭が本日11月6日に閉幕。2024年に全国公開を控える「リンダはチキンがたべたい!」がコンペティション長編部門のグランプリに輝いた。

「リンダはチキンがたべたい!」場面カット (c)2023 Dolce Vita Films, Miyu Productions, Palosanto Films, France 3 Cinéma

「リンダはチキンがたべたい!」場面カット (c)2023 Dolce Vita Films, Miyu Productions, Palosanto Films, France 3 Cinéma

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11月2日からの計5日間で全63のプログラムが行われた同映画祭。短編部門は93の国と地域から2157作品、長編部門は24の国と地域から44作品の応募があった。本日、新千歳空港 ポルトムホールで開催された授賞式にて13作品の受賞が発表された。

「リンダはチキンがたべたい!」はフランスのとある団地を舞台に、かつて父が作ってくれたチキン料理をどうしても食べたい8歳の少女リンダの姿を描いたコメディ。監督を務めたのは「大人のためのグリム童話 手をなくした少女」で知られるセバスチャン・ローデンバックと、ルーマニアの女優エリナ・レーヴェンソンをめぐる実写映画「Simple Women」を手がけたキアラ・マルタの夫妻だ。

2人は、グランプリの決定を受け「日本で上映されるのはスリリングなこと、さらに審査していただき、賞までいただけるのは非常にうれしい」とコメント。受賞理由として、審査員は「この圧倒的な物語は、純粋かつ誠実な方法でむき出しの感情を通じて、私たち内なる子供に触れ、鋭い不条理感と風刺のセンスで、人間関係や家族の葛藤を超越します。コミュニティが適切な時と場所に一堂に会する、驚きと喜びに満ちた傑作です」と評している。

このほかの主な受賞結果は下記の通り。各作品の総評は映画祭の公式サイトで確認を。

第10回 新千歳空港国際アニメーション映画祭 主な受賞結果

コンペティション長編部門

グランプリ

「リンダはチキンがたべたい!」

審査員特別賞

「Tender Metalheads」

コンペティション短編部門

グランプリ

「In Dreams」

日本グランプリ

「Vision」

新人賞

「Our Uniform」

審査員特別賞(ポパクル賞)

「Ardent Other」

審査員特別賞(金澤賞)

「Architect A」

審査員特別賞(tabaimo賞)

「The Family Portrait」

学生部門

学生グランプリ

「Above the Clouds」

審査員特別賞

「SWIM!」

キッズ賞

「ねずみのひっこし」

ベストミュージックアニメーション

「Given Again」

観客賞

「HIDARI」

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アスミック・エース【公式】 @asmik_ace


『#リンダはチキンがたべたい!』

第10回新千歳空港国際アニメーション映画祭
長編コンペティション部門 
グランプリ受賞🎉


キアラ・マルタ監督&セバスチャン・ローデンバック監督はじめ制作スタッフの皆さま、おめでとうございます!

2024年日本公開🎬
https://t.co/otqnmcoo06

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