フィンランド映画「
本作の舞台は第2次世界大戦の末期、ソ連の侵攻によりナチスドイツに国土を焼き尽くされたフィンランド。掘り当てた金塊を運ぶ途中でナチスの戦車隊に狙われた老兵アアタミが、ツルハシ1本と折れない心“SISU”を武器に立ち向かう。
アアタミの武器であるツルハシを担いでステージに登場したLiLiCoは、「私は34年間芸能界にいるけれど『これでお願いします』と事前にツルハシの写真が送られてきたのは初めて。しかも『偽物のツルハシです』と書いてあって、当たり前だろ!と思った」とオファー時を振り返る。また映画については「世界の中で一番幸せな国フィンランドで作られたというのも面白いし、とにかく力の湧くぶっ飛んだ映画。疲れているときにこそ観たい。女性の活躍も爽快でデートムービーとしても最高。女性が観たら背筋がすっと伸びて、次の日の出勤のテンションも違うはず。なんならこのツルハシ貸そうか?」と絶賛した。
映画のタイトルにもなっている「SISU」は第1次世界大戦中に生まれた言葉と言われており、フィンランドの独立を守り抜いた偉人たちが大切にしてきた反骨精神や、絶対にくじけない心を指す言葉だという。そんな「シス魂」を感じる瞬間を聞かれたLiLiCoは、自宅の電球が切れているのに夫である小田井涼平が交換してくれないというエピソードを披露。「新しい電球を床に置いているのに私からちゃんと説明しないとわかってくれない。夫婦だから言わなくてもわかる、などと言うけれど、言わないとわからない! イライラするけれど、ここは最高のシス魂を発揮して、笑顔で1つひとつ説明してやってもらうしかない。で、やってくれたら褒める」「特に結婚して何年も経ってる夫婦は『言わなくてもわかるでしょ』的態度で言わないことが多い。皆さん、お家に帰ったら家の中でこそ『シス魂』発揮してください」と、夫とのコミュニケーションには不屈の精神で挑むべきだと力説してみせた。
さらにツルハシの使い道を聞かれたLiLiCoは「実は夫がフィギュアをコレクションしてる。それはいいんだけど、買ってきて、飾りもせずに、そのまますぐにトランクルームに入れてしまう。そのトランクルームが3つもある! フィギュアは彼のお金だからいくら買ってもいいんだけど、そのトランクルーム代は私が払ってるのよ」「これは許せないよねー」「だからこう使う!」とツルハシを振り下ろすしぐさを披露。そんな中、スクリーンにはLiLiCoと老紳士のツーショットが映される。老紳士は80歳になるLiLiCoの実父だそうで「この映画の主人公を観たときに、私のお父さんにそっくりじゃん!と思った。この顔に泥を塗ったらそれでもう『シス』。次に帰国の際はツルハシを持って帰りたい」と語った。
本作の日本公開を控えて「ドえらいものを観たと思うはず。上映時間も短くてちょうどいい。地雷原のシーンで地面ばかりに気をとられていると、いきなり上から地雷が降ってきて大笑い! このシーンはめちゃくちゃ盛り上がるし、出てくる犬もすごくかわいい。みんなでワイワイ言いながら盛り上がって観たい! もし応援上映をやるなら、私もツルハシ持参で客席に座って騒ぐ側で参加したい。一体感の生まれるパーティー映画だね! 口コミできっと広がるはず」と確信し「今年のハロウィンの仮装は『SISU/シス 不死身の男』で決まり!」「ツルハシ持って『シス』になろう!」と呼び掛けていた。
※「SISU/シス 不死身の男」はR15+指定作品
正気を保て @Ginger___Ruth
デートムービーに最適な『シス 不死身の男』めちゃくちゃ観に行きたい https://t.co/qK4a60Ffmq