映画「
監督を務めたのは前作の脚本を手がけた
井上淳一(脚本・監督)コメント
名古屋での浪人時代、僕は映画を観に行ったシネマスコーレで若松孝二さんに出会い、弟子入りを志願し、大学入学と同時に若松プロで助監督をやるようになった。が、まったく使いものにならなかった。
一作目の吉積めぐみ(門脇麦)は志半ばで死んでいく。しかし、僕はどんなに才能がなくても、映画にしがみついて生きてきた。二作目は、生き続ける話にしたい。そう思って、恥を忍んで、自分を書いた。
新藤兼人はこう言っている。「人は誰でも一生に一度だけ傑作を書くことができる。それは自分自身を書くことだ」と。自分を書いて、傑作とは言わないまでも、今なお厳しい経営が続くミニシアターの一助足る映画になっているか。なっていて欲しい。この映画はシネマスコーレという場に引き寄せられた、映画に人生をジャックされた人たちの青春群像劇だ。この映画は僕の物語であると同時に、あなたの物語でもある。届け。
西岡研介 @biriksk
「止められるか、俺たちを」の続編が来年3月に公開 井浦新、東出昌大、芋生悠ら出演(コメントあり) https://t.co/jlme1CHe2l