俳優の
本作は猪木に影響を受けたさまざまな人物が“旅人”として、それぞれの視点から“人間・アントニオ猪木”を語るドキュメンタリー。作中に含まれる短編映画では、猪木の言葉から力をもらったであろうファンの姿を、1980年代から2000年代にかけての人生ドラマとして描き出す。
安田のほか、ドキュメンタリーパートにはプロレス通として知られる芸人の
安田が「映画の話を聞いて、もっとも会いたいと思った人」と語ったのが写真家の原だ。対談では、16歳の頃から猪木のかたわらで写真を撮り続けた原に、知られざるエピソードを聞き出した。安田は「敬愛するアントニオ猪木さんのドキュメンタリー映画に出演させていただけること、大変光栄に思います」と述べながら「猪木さんの生き様は、これからも多くの方の心を奮い立たせ、背中を押してくれることでしょう。1人の猪木さんファンとして、この作品を拝見するのが楽しみです」と語っている。このほか8人のコメントは下記に掲載した。
新日本プロレスの創立50周年を記念した「
海野翔太(プロレスラー)コメント
皆さんこんにちは! 新日本プロレス Roughneck 海野翔太です。
この映画のお話を頂いて、まず自分にとってアントニオ猪木とはなにか?と考えた時に、プロレス界の神様だと思いました。
もちろん会ったこともなければ話したこともないですし、昔見てたビデオの中の人、というイメージでした。
でも猪木さんのプロレスも大好きでしたし、新日本プロレスを設立して支えてくださった方なので、尊敬しかありません。
そんな猪木さんを題材にした映画に参加できることは僕にとっては名誉なことです。
撮影や現場で知る、新たな一面。感じるもの。得るもの。これからの意識確認。
少しの時間でしたが、自分にとってとても実りのある撮影だったのも覚えてます。
皆様もぜひ劇場に足を運んで頂いて一緒に映画を見ましょう!
オカダ・カズチカ(プロレスラー)コメント
「アントニオ猪木をさがして」僕は東京ドームへ行きました。
リングのない、パイプ椅子のない東京ドームは、この姿が普通だとしても、プロレスラーとしては違和感でした。
その東京ドームで猪木さんを探しました。
見つけられたんでしょうか?
この映画を見て、色々と感じ皆さんも探してもらえたらなと思います。
中々探しても見つからないと思いますが。
神田伯山(講談師)コメント
巌流島にて、猪木さんとマサ斎藤さんの決闘を講談で読みました。白いマットに講釈台を置き、張り扇を打ち、四方に篝火をたき、雨が降ったら一発アウトな中、梅雨の時期に撮りきりました。私に出来ることは講談しかないので、語り継ぐという鎮魂が出来たら幸いです。「今まで猪木さん、楽しませて頂いてありがとうございました」。その気持ちを講談に。
棚橋弘至(プロレスラー)コメント
僕にとっての猪木さんは2人いました。
好き嫌いではなく、善と悪とでも言いましょうか。
道場の猪木さんのパネルを外した真相も語っています。結局、なんやかんや言っても猪木さんが好きなんでしょうね。
映画の中では、皆さんにも、色んな時代の、すべての猪木さんが現れてくるはずです。
藤波辰爾(プロレスラー)コメント
突然の別れから一年。リングの上にいると、あなたの鋭い視線を今でも感じています。
この映画で、僕自身も、もう一度猪木さんとの記憶を辿りたいと思います。
映画を通して、多くの皆さんの人生に、“永遠のヒーロー”アントニオ猪木をより深く刻み込んでいただきたいです。
藤原喜明(プロレスラー)コメント
猪木さんは、いたずらが好きだった。
葬式でお経を唱えていたお坊さんが椅子に座ろうとして椅子を引き寄せて座ったら椅子がバラバラ。
お坊さんはスッテンころり。
今でも夜中に俺の部屋のドアがバターンと開いたりする。風もないのに…それが何となく嬉しかったりする……。
田口隆祐(プロレスラー)コメント
私が新日本プロレスに入門したのは猪木さんが引退されてからで、お会いする機会はあまりありませんでした。
私が海外修行中の2005年、メキシコで食事をご一緒させていただいたのは、良き思い出です。
そんな私ですが、この映画にドラマパートで関わらせていただき、大変光栄に思います。
撮影が終わりふと我に帰ると、プロレスをワクワク楽しみにしている、ファンに戻った私がいました。
後藤洋央紀(プロレスラー)コメント
ドラマパートに出演させて頂きました後藤洋央紀です。
世代を越えて日本人の心に勇気と明日への活力を与えてくれたアントニオ猪木さん。
私自身もその影響を受けた人間の一人として、この映画に出演させて頂いた事を光栄に思います。
今を生きる全ての人に闘魂はある! 私はそう確信しています。
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