新日本プロレスの創立50周年を記念して作られた本作は、
昭和の時代からプロレスファンで、猪木をリスペクトしている福山。東京ドームでライブを開催した際に、ドーム興行を何度も成功させていた猪木と対談を行ったことがある。なお、福山が長崎から上京し、ピザ屋で働きながら夢のため奮闘していた頃に初めて遭遇した著名人が猪木だったという。この写真について福山は「図々しくも猪木さんの隣に立たせていただきました。その写真は僕にとって一生の宝物となっています」と言及する。
本作のプロデューサーからの依頼を快諾した福山は、猪木の入場テーマ曲「炎のファイター」を映画主題歌「炎のファイター~Carry on the fighting sprit~」として新たにプロデュースした。彼は「ナレーションおよび主題歌のオファーをいただいたことは、30年以上にわたる僕の活動の中でも、とても大きな驚きであり大きな喜びでした」「僕にとって猪木さんは、物心ついた頃から現在そして未来に至るまで、いつの時代においても最強のスーパーヒーローです」と語っている。
このたび、福山の語りや主題歌を収めた予告編がYouTubeで公開された。
映画「アントニオ猪木をさがして」予告編
※動画は現在非公開です。
福山雅治 コメント
この度、映画「アントニオ猪木をさがして」のナレーションおよび主題歌のオファーをいただいたことは、30年以上にわたる僕の活動の中でも、とても大きな驚きであり大きな喜びでした。
僕にとって猪木さんは、物心ついた頃から現在そして未来に至るまで、いつの時代においても最強のスーパーヒーローです。
今作では猪木さんの入場テーマ曲である「炎のファイター」をプロデュースするという大役をいただいたことに、誠に勝手ながらご縁を感じております。
というのも、僕が「音楽で食べていくんだ」という、周りからしてみれば馬鹿げた夢を持って18歳で長崎から上京した直後、東京で初めて出会った著名人が猪木さんだったのです。
当時、新宿区百人町でアルバイトをしていたピザ屋さんのオープン記念に猪木さんがいらっしゃったんです。
その時、集合写真の撮影では図々しくも猪木さんの隣に立たせていただきました。
その写真は僕にとって一生の宝物となっています。
2023年の今「炎のファイター」という楽曲を、54歳の自分がプロデュースし演奏できるということに深い感慨を抱いております。
その喜びと猪木さんへのリスペクトから、今回のレコーディングはいつも以上に気合いが入り、予定していたスケジュールを大幅に超えるほど夢中になって演奏やサウンドディレクションをしていました。
結果、心揺さぶるサウンドに仕上がったと自負しております。
「アントニオ猪木をさがして」。
つまりそれは「自身に受け継がれた闘魂の現在地、そして道行をさがす」ということと解釈しています。
プロレス、ビジネス、発明、政治。
猪木さんの闘魂を源泉とした数々の表現は、これからも僕の心を焚き付け続けることでしょう。
ティグレ @Masked_Tigre
福山雅治、アントニオ猪木の映画にナレーション&主題歌で参加 バイト時代の記念写真は宝物(コメントあり / 福山雅治のナレーション入り予告映像あり) https://t.co/1xEHM8zZvh