目黒蓮と佐野勇斗が盛大に鏡開き、新ドラマ「トリリオンゲーム」制作発表会見

2023年7月12日 6:00 1777 13 映画ナタリー編集部

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TBS系の新ドラマ「トリリオンゲーム」の制作発表会見が7月10日に東京・パークハイアット東京で行われ、キャストの目黒蓮（Snow Man）、佐野勇斗（M!LK）、今田美桜、福本莉子が登壇。目黒と佐野は劇中で起業するトリリオンゲーム社の設立発表という設定のもと鏡開きを行った。

トリリオンゲーム社の設立発表として鏡開きを行った目黒蓮（左）と佐野勇斗（右）。

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「トリリオンゲーム」原作1巻書影 (c)稲垣理一郎・池上遼一／小学館［拡大］

本作はビッグコミックスペリオールで連載中の稲垣理一郎が原作、池上遼一が作画を担当する同名マンガをもとにしたドラマ。天性のコミュニケーション能力を持つ“世界一のワガママ男”のハルと、優れたプログラミング能力を持つ“気弱なパソコンオタク”のガクという正反対の2人がゼロから起業し、1兆ドル（トリリオンダラー）を稼ごうと成り上がるノンストップエンタテインメントだ。目黒が主人公のハルこと天王寺陽、佐野がガクこと平学を演じるほか、今田がハルとガクの宿命のライバルであり日本最大のIT企業で取締役を務める黒龍桐姫、福本がハルとガクが起業した会社の新入社員・高橋凜々に扮している。

トリリオンゲーム社設立発表会見の題字。［拡大］

まず目黒と佐野が、ハルとガクとして劇中と同じ衣装で登壇した。目黒は「天王寺陽です。本日は株式会社トリリオンゲームの設立発表会にお越しいただき誠にありがとうございます。うちの最高のエンジニア、ガクから最高の一言をお願いしたいなと思います」とハルさながらに無茶振り。佐野はわざと動揺した様子で「皆さん盛り上がってますか……？」と話して会場を和ませた。その後、2人による鏡開きへ。ともに鏡開きは初体験で、目黒は運び込まれた酒樽に「でかっ！」とリアクション。樽をたたくタイミングを打ち合わせしたのち、会場の「よいしょ！」の掛け声で2人は盛大に鏡開きを行った。

佐野勇斗［拡大］

福本莉子［拡大］

続いて今田と福本を交えて会見がスタート。この日は第1話の試写会を兼ねており、目黒は「本当にワクワクさせられる作品になってます。いち早く皆さんに届けられるのがうれしいです」と挨拶する。佐野は「大変ですけど、笑いの絶えない現場になってます。早くこの面白さを皆さんにお届けできれば」、福本も「短い時間ですが『トリリオンゲーム』チームの仲の良さや裏話など、楽しい話をいっぱいできたらなと思います！」と話した。

目黒蓮［拡大］

ハルの性格にちなんで自分のわがままな一面を聞かれた目黒が「僕はわがままは、もうゼロです。一切ないです」と質問をかわすと、佐野は即座に立ち上がって挙手し「いや、（わがままな一面は）あります。あります。彼はわがままです」と反応。2人で「いや、ありません」「いや、あります」と応酬を繰り広げたのち、佐野は自身のInstagram Liveの生配信中に目黒が電話をかけてきたときのエピソードを紹介する。「Snow Manから差し入れをもらったので、M!LKとしてお返しをしようと話してたんですよ。ラーメンにしようかと言ってたら、ラーメンがどうしても嫌だったみたいで、配信中に電話をかけてきて。生配信だから、配信も止まりますよ。出たら『ラーメンは嫌でさ、シュークリームがいい』って電話をかけてきて（笑）。これ、わがままですよね？」と告発。これには目黒も「ゼロじゃなかったです」と笑みをこぼす。シュークリームの差し入れはまだ実現してないようで、佐野は「後日、甘いものを楽しみにしておいてください」と期待を煽った。

今田美桜［拡大］

トリリオンゲーム社がハッタリと予測不能な作戦で成り上がる物語にちなみ、「ハッタリで乗り切った経験は？」という質問も。目黒は下積み時代を回想し「先輩のバックで踊るお仕事とか、できなかったらすぐ別のジュニアに変えられちゃうんです。ローラースケートをできる人いますか？と聞かれて、履いたこともなかったんですけど『できます』と言って。披露するまでにできるようになってたらいいやと思って。そこから猛特訓して、できるようになって、そのままもともとできてたようなテンションで本番に出たことはありました。『できる』と言わないと出番が回ってこないんです」と明かす。今田はデビュー当時に言われていた「福岡で一番かわいい女の子」というキャッチフレーズの内幕を披露。「上京してきて媒体で紹介していただくときに、事務所の方が考えてくれたんですけど、そんなわけない（笑）。本当に誰も調べてないし、そういうキャッチフレーズで数年、ハッタリをかましてました。すみませんでした」と話した。

樽に剣を刺す今田美桜。［拡大］

金テープに包まれる目黒蓮（右）。［拡大］

会見ではキャストの勝負運を確かめる“黒ひげ危機一発”方式のゲームも実施。目黒、佐野、今田、福本の順番で巨大な樽に剣を刺していき、金テープが飛び出した人にもっとも勝負運があるというルールだ。顔の目前でテープが飛ぶため、恐る恐る剣を刺す4人。目黒は刺した瞬間に「おお！めっちゃ楽しい、これ」と感嘆の声を上げ、佐野は「こえー」と怖がりな一面を露呈させ笑いを誘った。3周目も全員金テープが出ることはなく迎えた4周目の一発目。目黒が「いきまーす」と刺すと、テープはポンと飛び出し上空へ。四方八方に広がった金テープは、樽の横で微動だにしない目黒を包み込むように降り掛かった。MCから「そんなに喜んでない……？」と指摘された目黒は「このゲーム、もう終わっちゃうんだと思って」と茶目っ気を見せた。