本作の主人公は、離婚調停中の人気小説家・朱鷺田亜美。ある日彼女は、仕事場であるマンションの1室を夜の間だけ貸してほしいという謎の男と出会い、担当編集者・飯島玲子に反対されながらも興味本位で承諾する。翌朝、男が部屋に持ち込んだ望遠鏡を何気なくのぞくと、向かいのマンションに住む幼子の虐待現場が映っていた。劇中では、望遠鏡に映る光景をめぐって、亜美と男が抱える家族の問題が浮き彫りになるさまが描かれる。亜美を
このたび解禁された8点の場面写真からは、同じ部屋を昼と夜で別々に使用していたキャラクターたちが徐々に交わっていく様子が見て取れる。主演とプロデュースを担った舞木は「登場人物達の葛藤が絵画のように美しく切り抜かれていくその様は、長谷川監督だからこそ描ける独特な世界観です」と本作をアピールする。また、映画監督の
長谷川が監督を務めた「瞬きまで」は8月5日から11日まで東京の池袋シネマ・ロサでレイトショー上映される。
※高橋雄祐の高は、はしごだかが正式表記
舞木ひと美 コメント
ルネシネマ企画作品の中で、主演プロデュースを担当するのは「あらののはて」に続き、本作で2作品目となります。
登場人物達の葛藤が絵画のように美しく切り抜かれていくその様は、長谷川監督だからこそ描ける独特な世界観です!
新感覚を味わえる映画「瞬きまで」を是非、劇場で体感してみてください!
池田良 コメント
長谷川監督はいつも定点観察で場面を切り取ります。そのせいで、他の映画だったら当然映っているものが映っていなかったりします。
でもそのおかげで普段見えないものが見えることもあるんじゃないかと思うんです。皆さんの心に何が映るか、ぜひ試しにいらしてください。
仁科かりん コメント
この作品に出会うまで、「瞬き」と聞くと光、まばたき、またたき、星、きらきらしたものが私は思い浮かんでいました。
この作品は決して他人事ではない家族の問題、友の問題、そして自分自身の問題を個性的な登場人物達が銀幕を通して顕にしていきます。
瞬きの持つ意味、そして私が演じる編集者の玲子の葛藤にも注目していただきたいです。
是非、瞬きに来て下さいませ。
高橋雄祐 コメント
見つけても、つかまえても、形をかえたり、消えたりするし、幸せとは一体なんなのだろう。ただ、悪いものではないということは確かな気がします。だからこの作品には、みんな幸せであってほしいという願いが込められているのだと思います。登場人物の嘘の裏の真実、真実の裏の嘘にこそ、なにか大切な、幸せのようなものが見え隠れしている気がしました。
多くの方に劇場で観ていただけると嬉しいです。
イトウハルヒ コメント
家族ってなんだろう。「瞬きまで」を読んでから、ずっと考えていました。あいまいで、強固で、歪で、温かくて、ときに冷たいもの? たくさん考えましたが、絶対的な答えはまだ見つかっていません。
ひとつの望遠鏡とひとつの本を通してみえる家族のかたちがみなさんに映ったとき、この問をもう一度一緒に探したいです。
戸田彬弘(映画監督)コメント
ヒッチコックの「裏窓」を彷彿とさせる向かいのマンションを覗き見ることから始まる物語。
ただ、本作はその望遠鏡の先を見せてはくれない。
全編一部屋で描かれた舞台空間。自然体の演技に、ただそこに置かれたかのようなFIXカメラの長回し。
その全ての性質から演劇を見ている錯覚に陥った。
これが演劇で上演されるとスタンダードになると思うが、本作は映画。
つまりは、新しい映画体験だった。
奥田裕介(映画監督)コメント
あなたが定義する「家族」に、幸せと思えるその時がありますようにと祈りに似た温かさを感じた。
78分の流れ星のようなこの映画で、長谷川監督はカメラを意識させることなく、観る人の視点、角度、そのときの体温に預けている。
シェーク M ハリス(映画監督)コメント
虚飾のない画作りに油断していると、実に巧みに計算された構成にいつの間にか引き込まれている。部屋に佇む望遠鏡が次第に存在感を増していく、そんな不思議な映画でした。
池田良 @ikedaryo_no_tw
#瞬きまで
今夜 #池袋シネマロサ さんでの上映後、
舞台挨拶に登壇させて頂きます!
21:00〜❗️
池袋でお待ちしてます☺️👍
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