ジャック・ロジエが描いたバカンスの世界、特集上映の予告解禁

6月2日に96歳で死去した映画監督ジャック・ロジエの特集上映「みんなのジャック・ロジエ」の予告編がYouTubeで公開された。

ヌーヴェルヴァーグの作家の1人に数えられ、その才能にジャン＝リュック・ゴダールも惚れ込んだというロジエ。半世紀以上に及ぶキャリアで監督した長編はたった5本のみだ。今回の特集では「アデュー・フィリピーヌ」「トルテュ島の遭難者たち」「メーヌ・オセアン」「フィフィ・マルタンガル」の長編4本に加え、「バルドー／ゴダール」「パパラッツィ」の短編2本がラインナップされた。なお「トルテュ島の遭難者たち」「フィフィ・マルタンガル」は劇場初公開となる。予告編には、ロジエがこれらの作品で描いたさまざまなバカンスの世界が映し出される。

「みんなのジャック・ロジエ」は7月29日より東京・ユーロスペースほか全国で順次開催。

みんなのジャック・ロジエ

2023年7月29日（土）～ 東京都 ユーロスペースほか
＜上映作品＞
「アデュー・フィリピーヌ」（2Kレストア）
「トルテュ島の遭難者たち」（4Kレストア）※劇場初公開
「メーヌ・オセアン」（4Kレストア）
「フィフィ・マルタンガル」（デジタルレストア）※劇場初公開
「バルドー／ゴダール」（2Kレストア）※短編
「パパラッツィ」（2Kレストア）※短編