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原作は2005年から2009年にボリビアで起きた実際の事件を元にしたミリアム・トウズの小説「Women Talking(原題)」。2010年、自給自足で生活するキリスト教一派の村で連続レイプ事件が発生する。男性たちが街へ出かけている2日間をタイムリミットに、女性たちは「男たちを赦すか」「闘うか」「去るか」について、自らの未来と尊厳、そして子供たちのために話し合う。
YouTubeで公開された映像でマーラたちは、実話に基づいた作品であることや納屋で話し合うシーンについて言及している。また本作を鑑賞した
宇垣美里(フリーアナウンサー / 女優)コメント
なかったことにされてきた
おぞましい犯罪を前に、
選択を迫られる女たち。
あまりの無力感に震えが止まらなかったけど、
負の連鎖を断ち切らんと立ち上がる姿に、
描かれる希望と連帯に、
背中を押され、未来を信じたいと思えた。
大島依提亜(グラフィックデザイナー)コメント
品のよいビジュアルに騙されてはいけない。
何を隠そう「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のようにたぎる映画なのだ!
瀧波ユカリ(マンガ家)コメント
女たちはあらかじめ奪われている。伝え残す文字を、世界を知る地図を、語り合う時間を、体を守る装いを。この映画がその真実を繰り返し突きつけてくるのに気付いた時、怒りと共感が震えと共に湧きあがった。
竹田ダニエル(ライター)コメント
聞こう、女性たちの声を。
自分たちの手で変えよう、未来を。
歴史から、被害者から、絶対に目を背けるな。この映画は、そう強く訴える。
辻愛沙子(株式会社arca CEO / Creative Director)コメント
これは、現代を生きるすべての女たちの物語。
そして、すべての男たちが知っておくべき衝撃の実話。
当事者じゃない人は1人もいない、そんな作品だった。
山崎まどか(コラムニスト)コメント
女たちが語り始めるとき、世界は大きく変わる。
誰かを打ち負かす議論ではなく、生き延びるための対話を模索する、
彼女たちと共に私たちも希望に繋がる言葉を探していこうではないか。
ゆっきゅん(DIVA)コメント
異なる道理で生きる他者とも対話を重ねることが必要だと人は言う。
それは本当にそうかも。それでも、対話をするかどうかは私たちが決めてよいことなのだと映画は強く訴える。あなたの話を最後まで聞くのは、信じられるものがあるからだ。心の中の沈黙に気付かされるような言葉たちに何度も泣いてしまった。
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※記事初出時、人名に一部誤りがありました。お詫びして訂正します。
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tAk @mifu75
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