ウェス・アンダーソン新作が9月公開、1950年代の“世界を変える出来事”描く

14

391

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 77 296
  • 18 シェア

「グランド・ブダペスト・ホテル」「犬ヶ島」で知られるウェス・アンダーソンの新作「Asteroid City(原題)」が、9月1日より東京・TOHOシネマズ シャンテ、WHITE CINE QUINTOほか全国で公開されることがわかった。配給はパルコが担う。

「Asteroid City(原題)」本国版ポスタービジュアル

「Asteroid City(原題)」本国版ポスタービジュアル

大きなサイズで見る

11本目の長編となる本作は、1955年頃のアメリカの架空の砂漠の町アステロイド・シティを舞台にした物語。全米から子供と保護者が集まった天文学と宇宙飛行士候補生の大会が、“世界を変える出来事”によって中断を余儀なくされる事態が展開していく。YouTubeで公開中の海外予告では、きのこ雲が舞い上がり、UFOが飛来する様子も確認できる。

ポスターにクレジットされた出演者はジェイソン・シュワルツマンスカーレット・ヨハンソンジェフリー・ライトティルダ・スウィントンブライアン・クランストンエドワード・ノートンエイドリアン・ブロディジェフ・ゴールドブラムら21名。新たにトム・ハンクスマヤ・ホークスティーヴ・カレルマット・ディロンホン・チャウマーゴット・ロビーがアンダーソン映画への初出演を果たした。

スタッフも音楽にアレクサンドル・デスプラ、美術にアダム・ストックハウゼン、撮影監督にロバート・D・イェーマンなど常連陣が集結。盟友のロマン・コッポラはストーリー原案に名を連ね、アンダーソンが脚本を手がけた。近年は監督作をサーチライトピクチャーズから発表してきたアンダーソンにとって、2012年の「ムーンライズ・キングダム」以来、久しぶりのフォーカスフィーチャーズとのタッグとなっている。

4月13日には第76回カンヌ国際映画祭のコンペティションに正式出品されたことが明らかに。5月16日から27日にかけての開催期間中にワールドプレミアが行われる予定だ。アメリカでは6月16日から公開。なお2023年内には、アンダーソンがロアルド・ダールの小説を実写化したNetflix映画「The Wonderful Story of Henry Sugar(原題)」の配信も控えている。

この記事の画像(全1件)

(c)2023 FOCUS FEATURES, LLC.

(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)

読者の反応

イネモト @inemotoishi

ウェス・アンダーソン新作が9月公開、1950年代の“世界を変える出来事”描く https://t.co/6EIbkjGgZb  新作きた!しかもあらすじとても気になる・・・

コメントを読む(14件)

リンク

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 アステロイド・シティ / ウェス・アンダーソン / ジェイソン・シュワルツマン / スカーレット・ヨハンソン / ジェフリー・ライト / ティルダ・スウィントン / ブライアン・クランストン / エドワード・ノートン / エイドリアン・ブロディ / ジェフ・ゴールドブラム の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。