本作は、2025年3月放送の「1995~地下鉄サリン事件30年 救命現場の声~」スタッフによるドキュメンタリードラマシリーズ第2弾。2011年3月11日に起きた東日本大震災時の福島第一原子力発電所事故を題材に、刻一刻と制御不能に陥っていく原発に翻弄されながら懸命に闘い続けた人々の姿を、実在の医師や自衛官への独自取材をもとに描く。
白洲は原発から20数km離れた福島の病院で働く脳神経外科医・渋谷鷹矢役、戸塚は陸上自衛隊・第一輸送ヘリコプター群第104飛行隊の副操縦士・山岡義幸役、三浦は陸上自衛隊第103特殊武器防護隊・隊長の大倉達也役で出演。脚本は佐藤優介と山﨑貴博、演出は相沢秀幸が担当した。
特別出演の松本が扮するのは、鷹矢の妻で岡山の病院に入院中の妊婦・渋谷可奈。離れて暮らす夫を案じている役どころだ。富田は、夫の義幸からヘリ放水任務にあたるクルーに選ばれたと電話を受け、不安に駆られる妻・山岡結城を演じる。
橋本は陸上自衛隊・第一輸送ヘリコプター群の群長・東野将暉役で、原発への空中放水作戦を実施することを隊員たちに告げる指揮官に。佐戸井は、原発から20数km離れた福島県の病院の院長・野崎隆良に扮する。地域を守る病院として地震や津波の被害に遭った救急患者をできる限り受け入れると判断したが、原発の水素爆発を受け、放射線量が高まる中で苦渋の決断をしていく役を体現する。
松本は「命の選択を迫られる医師としての葛藤、その背中を信じながらも拭えない不安と孤独を抱える家族の時間。あの日を境に変わってしまった日常と、それでも前を向こうとする人々へ、静かな祈りとともに丁寧に届けられたらと思います」とコメント。そのほかのキャストコメントも以下に掲載している。
松本若菜 コメント
遠く岡山県から身重の身で、福島の医療現場に立ち続ける夫を想う妻・加奈を演じさせていただきました。命の選択を迫られる医師としての葛藤、その背中を信じながらも拭えない不安と孤独を抱える家族の時間。あの日を境に変わってしまった日常と、それでも前を向こうとする人々へ、静かな祈りとともに丁寧に届けられたらと思います。
富田望生 コメント
15年が経ち、当時の私ではない誰かの心を担うことになりました。瞬く間に思考が揺さぶられ、どの言葉が、判断が正解かなんて誰にもわからなかったあの時を、妻として母として再び過ごしたことは、私にとって特別な意味を持つように思えます。懸命に向き合った全ての方々に敬意を表します。
橋本じゅん コメント
あの日、吹き飛んだ建屋の上空を強風の中、ヘリコプターが原子炉へ放水する瞬間を固唾を飲みながらリアルタイムで観ていました。ニュースを追いながら、未曾有の災害に混乱する指揮系統が茶の間でもみてとれました。
そして、超非常事態の中、自力でヘリを飛ばして放水するという“生身の人間の心と力だけが頼り”という究極の選択を見ました。と共に、科学の進歩した日本の技術力を盲信的に信じ込んでいた自分に愕然(がくぜん)としました。かけがえのない人の命でしか、この最大の危機には立ち向かえないのだ!と。
私に与えられたのは、そんな最前線の現場で胆力を求められるヘリ群長役、最大の敬意と感謝を込めて全身全霊で撮影現場へ、それこそ“闘い”に向かいました。日本の為に命懸けで闘ってくださった最前線の戦士達の存在と働きを、今一度皆様にお伝えするお手伝いが出来ましたらと思います。
佐戸井けん太 コメント
爆発事故の映像をテレビで見た時の衝撃は今でも鮮明に覚えています。現実とは思えなかった。でも、間違いなく原子炉の建屋は吹き飛んで白い煙が噴き上がっている。遠目のカメラが捉えた光景はあまりに長閑で、その恐ろしさが脳に染み込むのにかなりの時間がかかりました。このドラマは、その時現場で何が起こって、人々がどう行動したかの記録です。ぜひ皆様に見ていただきたいです。
「3.11~東日本大震災15年 福島第一原発事故 命の戦い~」番組情報
放送局・放送日時
フジテレビ系 2026年3月13日(金)21:00~22:52
スタッフ・キャスト
脚本:佐藤優介
企画・脚本・プロデュース:山﨑貴博
演出:相沢秀幸
出演:白洲迅 / 戸塚純貴 / 三浦貴大 / 松本若菜(特別出演)/ 富田望生 / 橋本じゅん / 佐戸井けん太 ほか
キャサリン☆ @22kyasarin
私にとったらもう15年ではなくまだ15年という気持ちだからちゃんと観られるか不安だけど東北に縁のあるキャスティングで来たので気にはなる… https://t.co/NhtjvAJsZx