大友克洋の「童夢」パイロットフィルムが新潟国際アニメーション映画祭で上映

第1回新潟国際アニメーション映画祭で大友克洋の作品を一挙上映するレトロスペクティブ部門が実施されることに。その中で実写映画「童夢」のパイロットフィルムがスクリーンにかけられる。

「童夢」のパイロットフィルムは大友が手がけ、第4回日本SF大賞を受賞した同名マンガを大友自身が実写化した7分の作品。これまでスニークプレビュー以外で上映されたことがなく、長編映画化するプロジェクトが進行していたが、実現には至っていない。

「童夢」以外にレトロスペクティブ部門には、大友が携わった「幻魔大戦」「迷宮物語」「ロボット カーニバル」のオープニングとエンディング、「AKIRA（デジタル・リマスター版）」がラインナップ。また「老人Z」「MEMORIES」「GUNDAM Mission to the Rise」「メトロポリス」「スチームボーイ」「ヒピラくん」13話、「SHORT PEACE」なども上映される。

映画祭には「老人Z」の監督・北久保弘之、「スチームボーイ」の脚本を手がけた村井さだゆき、アニメ・特撮研究家の氷川竜介らが参加し、トークする予定だ。

第1回新潟国際アニメーション映画祭は、新潟・新潟市民プラザ、開志専門職大学、T・ジョイ新潟万代、シネ・ウインドで3月17日から22日まで開催される。